皆さんは京都市北区にある原谷苑(はらだにえん)という庭園をご存知ですか?

ここは何を隠そう京都北部随一の桜と春の花々の名所!

造園業を営む「村岩農園」さんが管理されている個人の庭園であり、毎年春の桜の季節と秋の紅葉の季節にのみ一般公開されます

「桜や紅葉と、その季節に応じた様々な花々を一緒に楽しめる」!

ここではまさに「百花繚乱(ひゃっかりょうらん)」という言葉がふさわしい光景を拝むことができます。

また、この庭園は京都市の北部にあり沢山の種類の桜があるため、毎年4月下旬ごろまで花見を楽しむことができちゃうんです!

「桜と春の花々の競演を観たければ、迷うことなく原谷苑へ!」

今回はそんな原谷苑を訪ねてみました。


原谷苑について

原谷苑の詳細

住所:〒603-8487 京都市北区大北山原谷乾町36
連絡先:075-461-2924

開園期間

春季(桜) 3月下旬ごろ~4月下旬ごろ
秋季(紅葉) 11月下旬ごろ~12月上旬ごろ

開園時間

9:00~17:00(入場は16:30まで)

入苑料

桜の見頃状況により期間中入苑料が変わります。(400円(見ごろ前)~1,500円(見ごろ時期)程度)

紅葉の時期は入苑無料とのことです。

その他注意点

・原谷苑さんのFacebookで開園期間や開花状況、当日の料金などが更新されますので、訪問前に必ず原谷苑さんのFacebookを確認してから行くことをおすすめします。

・飲食物や一脚、三脚の持ち込みは禁止です。

・自家用車や団体用マイクロバスの駐車場はありませんので、徒歩かタクシー、市バスで向かいましょう。


では次に、原谷苑の見どころを訪問時の写真を参考に振り返ってみたいと思います!

原谷苑の訪問日記(2017年)

私たちは2017年4月9日(日)にお邪魔しました。


原谷苑の近くには電車の駅がありませんので、基本的にバスかタクシーで行くことになります。

が、今回は良い気候だったので一番近い駅である嵐電北野線の御室仁和寺駅から歩いていくことにしました。

駅からは徒歩約40分(2.4km)ほどの道のりでした。


駅からの道のりはそれほど難しくはありませんでした。

ただ、少し坂道を上ったり狭い道があったりしたので歩きやすい格好で行かれることをおすすめします。

(詳しい行き方はこちらを参考にしてください。)


歩くこと40分、原谷苑の入り口に到着しました。

入口から見ただけでも春の花々や桜がとっても綺麗!


実は開苑時間の20分ほど前に着いたんですが、かなりの人数の方が既に待たれていました。

辺鄙な場所にあるにも関わらず、大人気ですね!


入口で待っていると、入苑料金の徴収がありました。

私たちが伺った際は桜の満開に近い時だったので、1,200円を支払います。

桜の見ごろ時期によって料金は大きく変動するそうですが、満開時期の景色はこの入苑料を払っても損は無いと思いますよ!


備え付けの看板で、苑内をどのように見て回るかを思案中。

苑内はそれなりに広かったので、人は多かったですが結構快適に見て回ることができました。


看板の前で思案していると、開苑時間となりました!

入口の坂道を抜けて、苑内に入っていきます。


苑内には沢山の種類の桜や春の花々が咲きまくっていました!

4月上旬だったため、枝垂れ桜はもう終わりごろでしたがそれでも素晴らしい光景でした!


存在感抜群の大きな桜が出迎えてくれました!


周囲を見渡すと、桜だけではない春の花々も綺麗に咲き誇っており、どこを見渡しても飽きることがありません。


百花繚乱(ひゃっかりょうらん)とは、まさにこんな景色を言うんでしょうね。


苑内には茶房があり、お茶屋お弁当を楽しむことができるんだそうです。

(茶房は不定期の営業、お弁当は基本的に事前の予約が必要だそうです。)


いやはや、見事な春の花々を楽しませて頂きました!

京都には沢山の桜の名所がありますが、桜だけではなく多くの春の花々を同時に見ることができるのは京都広しと言えどもここだけなんじゃないかな?と思います。


原谷苑の北側の入り口からちょっと歩いたところには、この地の氏神様である「原谷弁財天」がありました。


この地の素晴らしい景色を見守って下さっている事への感謝を込めてお参りしておきました。


期間中は、「わら天神」⇔「原谷苑」の間で無料シャトルバスの運行をされています。

折角なので、帰りはシャトルバスで帰らせて頂きました!楽ちん!

色とりどりの春の花々を見ながら桜を愛でる。

原谷苑は、まさに一石二鳥の楽しみ方ができる桜の名所スポットでした!

皆さんも是非行ってみてくださいね。


原谷苑の写真

原谷苑には沢山の種類の桜があり、3月中旬ごろから4月下旬ごろまで楽しむことができます。

京都の桜の見ごろや満開の情報は、以下の記事を参考にしてくださいね!

原谷苑の動画


原谷苑への行き方/アクセス方法

原谷苑の最寄り駅は、嵐電北野線 御室仁和寺駅です。

春の桜の季節は、無料シャトルバスが「わら天神前」から運行されています。

北大路駅から京都市営バスで行くことも出来ますが、本数がかなり少ないです。

おすすめの行き方は無料シャトルバスかタクシーの利用ですが、春の心地よい季節の場合は御室仁和寺駅から歩いて行くのもおすすめです。


無料シャトルバスを利用する場合

無料シャトルバスは「わら天神」⇔「原谷苑」を往復されており、約15分で到着します。

混雑具合によっては、次のバスを待つ必要があります。


行きの無料シャトルバスの乗り場は「わら天神(敷地神社)の入り口」です。


帰りの無料シャトルバス乗り場は「原谷苑の西入り口を出たところ」です。


大阪梅田駅から御室仁和寺駅へのルート例(電車)

乗換え案内サイト

①阪急京都線で「大阪梅田駅」から「大宮駅」へ行き、嵐電嵐山本線に乗り換え。

②嵐電嵐山本線で「四条大宮駅」から「帷子ノ辻駅」へ行き、嵐電北野線に乗り換え。

③嵐電北野線で「帷子ノ辻駅」から「御室仁和寺駅」へ。

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なんば駅から御室仁和寺駅へのルート例(電車)

乗換え案内サイト

①大阪メトロ御堂筋線で「なんば駅」から「梅田駅」へ行き、阪急京都線に乗り換え。

②阪急京都線で「大阪梅田駅」から「大宮駅」へ行き、嵐電嵐山本線に乗り換え。

③嵐電嵐山本線で「四条大宮駅」から「帷子ノ辻駅」へ行き、嵐電北野線に乗り換え。

④嵐電北野線で「帷子ノ辻駅」から「御室仁和寺駅」へ。

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京都駅から御室仁和寺駅へのルート例(電車)

乗換え案内サイト

①JR嵯峨野線で「京都駅」から「太秦駅」へ行き嵐電北野線へ乗り換え。

②嵐電北野線で「撮影所前駅」から「御室仁和寺駅」へ。

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御室仁和寺駅からの徒歩ルート例

徒歩約40分(2.4km)です。


北大路バスターミナルからバスに乗車する場合

*本数が非常に少なく、生活利用者向けのバスのためおすすめしません。

乗換え案内(バス)

「北大路バスターミナル乗り場F」から京都市バス「M1系統」に乗車、「原谷バス停」で下車。

バス会社:京都市バス
行先・系統:M1系統[金閣寺・原谷行き]
乗車バス停:北大路バスターミナル[乗り場F]
降車バス停:原谷
運賃:230円
所要時間:約24分


タクシーで行く場合

京都駅から:約4,000円(25分)

京阪 祇園四条駅から:約3,800円(20分)

嵐山駅から:約3,000円(15分)

・タクシー運転手に行き先を告げたい場合

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・タクシーを呼びたい場合

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タクシー配車連絡先(京都駅周辺)

原谷苑周辺のホテル検索/予約

日時を選択してクリックすれば、周辺ホテルの最安値プランを自動的に検索します。


いかがでしたか?

それでは楽しい旅を!