京都のお寺:霊雲院(れいうんいん)の見どころと行き方

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    霊雲院(れいうんいん)は、京都市東山区にある臨済宗東福寺派東福寺の塔頭の一つです。

    京都五山・第四位の格式を有する、東福寺(とうふくじ)
    その東福寺の塔頭(たっちゅう)は、25箇所もあるんです。

    そして、この霊雲院も、東福寺の塔頭の一つです。

    この小さなお寺の見どころは「重森三玲(しげもりみれい)作の2つの枯山水庭園」。
    彼が手がけた日本庭園は、いずれも「モダンアート」として認識されるほど有名なんですよ!!

    京都にある拝観可能な彼の代表的な庭園としては・・・、

    東福寺の方丈庭園
    東福寺塔頭 龍吟庵の庭園
    東福寺塔頭 光明院の庭園

    そしてこの「霊雲院の庭園」があります。

    重森三玲と東福寺は深い繋がりがあったため、庭園の多くは彼が手がけたものなんですね。

    「仏教の世界観が見事に表現された日本庭園を見たければ霊雲院へ!!」

    今回は、そんな霊雲院を訪ねてみました。

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    Contents:

    1. 霊雲院の歴史を知ろう!!
    2. 親寺「東福寺」の歴史も知ろう!!
    3. 霊雲院について
    4. 参拝の注意点
    5. 霊雲院の見どころ
    6. 霊雲院の動画・写真一覧
    7. 霊雲院の御朱印
    8. 霊雲院の行き方・アクセス方法
    9. 霊雲院周辺のホテル検索・予約

    1.霊雲院の歴史を知ろう!!

    霊雲院の紹介をする前に、ちょっとこのお寺についての歴史を勉強をしてみましょう。
    そうすることで、より一層楽しめると思います。(○´艸`)

    霊雲院は室町時代1390年に、東福寺・第八十世の住持であった岐陽方秀(きようほうしゅう)によって創建されました。
    彼は’不二道人(ふにどうにん)’とも呼ばれていたので、創建当初このお寺は’不仁庵(ふにんあん)‘と呼ばれていました。

    その後、室町時代1473年に、現在の名前である「霊雲院(れいうんいん)」に改められました。
    「霊雲」には、「尊くただよう不思議な雲」という意味があります。

    また、このお寺は明治維新の際に西郷隆盛(さいごうたかもり)が秘密の会議を行った場所であり、日露戦争ではロシア人捕虜収容所としても使われました。
    小さいながらもこのお寺は日本の歴史上、とても重要な役割を果たしたお寺なんですねー。

    そんな波乱万丈なこのお寺で取り上げるキーワードは「遺愛石(いあいせき)」!!

    遺愛石とは、このお寺の枯山水庭園’九山八海の庭(くせんはっかいのにわ)’の中央に置かれている、このお寺の寺宝です。
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    何故この石がこのお寺の宝なのでしょうか?
    普通は寺宝っていうと、立派な仏像とか歴史上重要な遺物だったりしますよね・・・。

    実はこれには以下のようなイケメンな理由があったんです・・・!!

    このお寺の第七世の住持・湘雪守元(しょうせつしゅげん)は、肥後国(ひごのくに)出身でした。今の熊本県ですね。
    そのため、彼は肥後の名家・肥後細川家ととても親しかったそうです。

    ので、彼がこのお寺の住職として出世する際に、細川家は彼にご褒美をあげようとしました。

    細川家<「おおごとたい!!うちの地元から京都ん偉い坊さんに出世する人がいるとよ!!」
    細川家<「こりゃめでたいばい!!お祝いばあげちゃろう!!」

    だがしかし!!
    そのとき彼はこんなイケメンな発言をしたんです。

    湘雪守元<「うちは出家して仏に仕える身ったいね、やけんお金や領地は必要なかとよ!!(キリッ)」
    湘雪守元<「っちゅうか、正直そんなんは修行の邪魔になるだけったい!!(キリリッ)」

    おぉ、なんてイケメン発言・・・。
    んで、続けてこう言ったのでした。

    湘雪守元<「ばってん、あんたらの気持ちはちかっぱ嬉しいとよ!!(キリリリッ)」
    湘雪守元<「だからもし貰えるんなら、庭に置ける簡素な石でよかよ。それをお寺の宝にするけんね!!(キリリリリッ)」

    現在の腐ったお役人さんや政治家の皆さん聞こえましたか!?
    昔の日本には、こんな清廉潔白な人が沢山いたんですよ・・・。

    で、その結果、彼には「遺愛石」という名前の名石が贈られることになりました。
    そして彼の言葉通り、「遺愛石」は寺の宝として現在でも庭園の中央に置かれています。

    えぇ話や・・・。

    教訓:お金では買えない価値を持つものが、世の中にはあるんです!!

    腐った役人や政治家の皆さんは、一度このお寺に参拝して心身を清めましょう。

    おしまい。

    2.親寺「東福寺」の歴史も知ろう!!

    霊雲院の歴史だけではなく、親寺である「東福寺」の歴史にも興味がある人は以下の記事を見てくださいね!!

    3.霊雲院について

    開門時間:10:00 ~ 14:00 (日によって変わる可能性有り。)
    参拝料:500円(15才以上), 300円(15才以下), 入場不可(12才以下)
    住所:〒605-0981 京都府京都市東山区本町15-801
    連絡先:075-561-4080
    創建:1390年
    開基:岐陽方秀(きようほうしゅう)
    宗派:臨済宗東福寺派
    ご本尊:文殊菩薩(もんじゅぼさつ)

    霊雲院(れいうんいん)は、京都市東山区にある臨済宗東福寺派東福寺の塔頭の一つです。
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    東福寺の塔頭(たっちゅう)は25箇所もあり、この霊雲院も東福寺の塔頭の一つです。
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    このお寺は、明治維新の際に西郷隆盛(さいごうたかもり)が秘密の会議を行った場所なんです。
    現在も書院には会議が行われた書斎が、当時のまま遺されています。
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    また、日露戦争の最中には、ロシア人捕虜収容所としても使われました。
    書院にはロシア人捕虜の遺した遺物が展示されています。
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    小さいながらもこのお寺は日本の歴史上、とても重要な役割を果たしたお寺なんですね。
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    この小さなお寺の見どころは「重森三玲(しげもりみれい)作の2つの枯山水庭園」。
    書院から眺める枯山水庭園の風景は、数ある京都の庭園風景の中でも特に美しいです!!(個人的感想)。
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    それでは、霊雲院の見どころを見ていきましょう!!
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    4.参拝の注意点

    ・12歳以下の子供は拝観できません。

    ・不定休です。

    ・建物内部の写真撮影は禁止です。(お庭に向けての撮影はOKでした。)

    ・一脚や三脚などの利用は禁止です。

    ・神社やお寺の正式な参拝方法は以下の記事を参考にしてくださいね。




    5.霊雲院の見どころ

    *のついている見どころは有料エリアです。

    表門:Omote-mon gate

    こちらがお寺の入口にあたる、表門(おもてもん)です。
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    書院*:Shoin*

    こちらが書院(しょいん)です。
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    西郷隆盛(さいごうたかもり)が密談した書斎や、日露戦争当時のロシア人捕虜の遺物などもこの書院に展示されています。
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    九山八海の庭*:Kusen-hakkai-no-niwa (garden)*

    こちらが「九山八海の庭(くせんはっかいのにわ)」です。
    江戸時代中期に作庭されましたが一度荒廃し、その後1970年重森三玲によって復元されました。
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    「九山八海」とは仏教の世界観の一つで、帝釈天が住む須弥山(しゅみせん)を取り囲む九つの山と八つの海の事です。
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    中央に置かれている遺愛石(いあいせき)が「須弥山」を、一面を覆う白砂が「九山八海」をそれぞれ表現しています。
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    このお庭、書院からの眺めが抜群なんです。
    個人的には京都に数ある日本庭園の中でも一、二を争うぐらいお気に入りの風景です。(○´艸`)
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    遺愛石*:Iai-seki (stone)*

    “九山八海の庭(くせんはっかいのにわ)”の中央に鎮座しているのが、このお寺の寺宝”遺愛石(いあいせき)“です。
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    ●臥雲の庭*:Gaun-no-niwa garden*

    こちらが書院の西側にある、”臥雲の庭(がうんのにわ)“です。
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    1971年重森三玲により、このお寺の名前である”霊雲(尊くただよう雲)”にちなんで作庭されました。
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    「臥雲」には「空を悠々と漂う雲」という意味があるんですね。
    白砂と赤砂で、悠々と漂う雲を見事に表現しているお庭です。
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    観月亭 (茶室)*:Kangetsu-tei (Tea house)*

    こちらが茶室の観月亭(かんげつてい)です。2階建ての珍しい茶室ですね。
    この茶室は、1587年豊臣秀吉によって開かれた’北野大茶会(きたのだいさのえ)‘で使われた茶室を移築したものなんですよ。
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    観月亭前庭*:The front garden of Kangetsu-tei*

    観月亭の前庭は、苔と白砂を配した、小さいながらも素敵な枯山水庭園です。
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    6.霊雲院の動画・写真一覧

    ■YouTube:霊雲院の境内と庭園:Reiun-in (sub-temple of Tofuku-ji) 

    ■Flickr:霊雲院:Reiun-in(20170316)
    霊雲院:Reiun-in(20170316)

    7.霊雲院の御朱印

    霊雲院の御朱印の墨書きは、ご本尊の「文殊菩薩(もんじゅぼさつ)」です。
    御朱印は入口の受付で頂く事が出来ます。(300円)
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    8.霊雲院の行き方・アクセス方法

    霊雲院の最寄り駅は「JR・京阪 東福寺駅」です。
    (「京都駅」、「阪急 河原町駅」、「京阪 祇園四条駅」からバスで行くことも出来ます。)

      乗換え案内

    ■ルート例(大阪駅→JR 東福寺駅)
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    ■ルート例(京都駅→JR 東福寺駅)
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    ■JR・京阪 東福寺駅から徒歩で行く場合

    徒歩約15分(700 m)です。

    ■京都駅からバスに乗車する場合

      バス乗換え案内

    ●京都駅前[乗り場D2]:208系統[泉涌寺・東福寺行き]


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:208系統[泉涌寺・東福寺行き]
    乗車バス停:京都駅前[乗り場D2]
    降車バス停:東福寺
    運賃:230円
    所要時間:約16分

    ●京都駅前[乗り場C4]:南5系統[稲荷大社・竹田駅東口行き]


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:南5系統[稲荷大社・竹田駅東口行き]
    乗車バス停:京都駅前[乗り場C4]
    降車バス停:東福寺道
    運賃:230円
    所要時間:約11分

    ■阪急 河原町駅からバスに乗車する場合

      バス乗換え案内

    ●四条河原町[乗り場E東行き]:207系統[清水寺・東福寺行き]


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:207系統[清水寺・東福寺行き]
    乗車バス停:四条河原町[乗り場E東行き]
    降車バス停:東福寺
    運賃:230円
    所要時間:約20分

    ■京阪 祇園四条駅からバスに乗車する場合

      バス乗換え案内

    ●四条京阪前[乗り場2東行き]:207系統[清水寺・東福寺行き]


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:207系統[清水寺・東福寺行き]
    乗車バス停:四条京阪前[乗り場2東行き]
    降車バス停:東福寺
    運賃:230円
    所要時間:約18分

    ■タクシーで行く場合

    京都駅から:1.330円 ~ 1,600円(約10分)
    京阪 祇園四条駅から:1,490円 ~ 1,840円(約15分)

    ・タクシー運転手に行き先を告げたい場合
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    ・タクシーを呼びたい場合
    taxi-call

    [タクシー配車連絡先: 京都駅周辺]

    9.霊雲院周辺のホテル検索・予約

    いかがでしたか?

    是非一度足を運んで見て下さい!!

    それでは楽しい旅を!( *´艸`)

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