京都のお寺:「勝持寺(花の寺)」の見どころと行き方

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勝持寺(しょうじじ)は、京都市西京区にある天台宗の寺院です。

このお寺は、古くから「花」と「紅葉」の名所としても知られています。
また境内には、平安時代末期~鎌倉時代初期の僧侶歌人であった西行(さいぎょう)によって植樹された、有名な「西行桜(さいぎょうざくら)」があります。

この桜は、世阿弥(ぜあみ)能楽作品である「西行桜」として現代まで語り継がれているほどなんですよ・・・!!

そんな訳で、このお寺は別名「花の寺」とも呼ばれています。

「お寺の風情と四季折々の花を愛でるなら勝持寺へ!!」

今回はそんな勝持寺を訪ねてきました。

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Contents:

  1. 勝持寺の歴史を知ろう!!
  2. 勝持寺について
  3. 参拝の注意点
  4. 勝持寺の見どころ
  5. 勝持寺の動画・写真一覧
  6. 勝持寺の御朱印
  7. 勝持寺の行き方・アクセス方法
  8. 勝持寺周辺のホテル検索・予約

1.勝持寺の歴史を知ろう!!

勝持寺の紹介をする前に、ちょっとこのお寺についての歴史を勉強をしてみましょう。
そうすることで、より一層楽しめると思います。(○´艸`)

*一部分かりやすくするために創作的な表現をしており、史実とは異なる場合があるので悪しからず・・・。

このお寺は、飛鳥時代(あすかじだい)679年に、役小角(えんのおづぬ)によって創設されたと言われています。
役小角は「えんのぎょうじゃ」とも呼ばれている、修験道(しゅげんどう)の開祖ですね。

その後荒廃しましたが、奈良時代791年に、天台宗の開祖である最澄(さいちょう)によって再建されました。

かなり古い歴史を持つ由緒正しい寺院なんですね。

ところで、皆さん「西行(さいぎょう)」って人物を知ってますか??
まぁ、日本史マニアじゃない限り、普通は知らないですよね・・・。

でもこの西行って人、平安時代末期~鎌倉時代初期の僧侶歌人なんですが、実はものすごい人物なんですよ。

何がすごいかって?

この人、あの有名な松尾芭蕉(まつおばしょう)が唯一あこがれた人物なんですよ!!
おくの細道(おくのほそみち)」の旅は、実はこの西行の足跡をたどる旅だったとも言われています。

そんなすごい西行さんが出家をして隠居した場所が、この勝持寺なんですねー。

そしてもう一つ知っておきたいのが、西行によって植樹されたこのお寺の「西行桜(さいぎょうざくら)」に関するお話。
世阿弥(ぜあみ)能楽作品であり、現代まで語り継がれるお話を簡単にまとめてみました。

これはむかーしむかしの物語です。

西行は俗世間の喧騒から離れるために、この勝持寺で隠居生活を送っていました。

西行<「あー、人間関係とかめんどくさいわー。てことで寺に引きこもるわー。ひきこもり最高!!」
西行<「なんや境内が寂しいわ。桜の木でも植えよか。」

しかしその後桜の名所として知られてしまい、毎年沢山の花見客が訪れることを彼はそのとき知りませんでした・・・。

西行<「何やねーん、せっかく引きこもったのに観光客がわんさか押し寄せてくるやんけー!!」

そこで、西行はこのお寺で花見をすることを禁止しました!!

西行<「わし、ぼっちがええねん。せやから今後花見は禁止や!!頼むでしかし!!」

しかし、残念ながらそれでも観光客は後を絶ちませんでした・・・。
ので、仕方なく西行は花見客を受け入れるのでした。

西行<「ちょ、花見禁止って言っとるやんけー。しゃーねーなー・・・。」

こんな状況を嘆いて、西行はこんな歌を詠みました。

「花見にと 群れつつ人の 来るのみぞ あたら桜の 咎(とが)にはありける」

この歌の意味はこんな感じです。
「こりゃ綺麗過ぎる桜のせいや!!せやから人がぎょーさん来てしまうんや!!ぷんすか!!」

すると、彼の夢に老いた桜の精が現れて、西行に尋ねました。
「桜の咎(とが)とはなんぞや??」

桜の精<「ちょ、西行はん、わしに八つ当たりせんといてや・・・。桜の罪ってなんやねんな??」

んで、続けてこう言いました。
「桜はただ咲くだけで、咎(とが)などある訳がない。」

桜の精<「わし、ただ毎年一生懸命咲いとるだけやんけ。わしのせいにせんといてーな・・・。」

んで、最後にこう諭したのでした。
「煩わしいと思うのも人の心だ。」

桜の精<「まー、人がぎょーさん来るのが面倒くせー!!と思うのも分かるけど、それ、あんたの気持ち次第やで。」
西行<「ぐぬぬ・・・。正論過ぎる・・・。桜のくせに・・・。」

そして老桜の精は、桜の名所を西行に教え、舞を舞いました。 

桜の精<「まぁ、ちと気の毒やからえぇ桜の名所教えたるわ。しゃららーん(舞いながら)。」
西行<「おぉ、サンキュー!!なんやお前ええ奴やんけ!!」
西行<「ボソッ。
(でも折角踊ってくれるなら、じじいじゃなくて若い女の子の妖精が良かったでしかし・・・。)
桜の精<「おい、本音が漏れとるで・・・。」

そうこうしているうちに、西行の夢が覚めましたとさ。

西行<「お・・・、夢やったんか。もう1回寝たら次は女の子の妖精に会えるかな?

教訓:「いらいらして八つ当たりしてもしゃーないで。ゆるーく行こ。」

おしまい。

2.勝持寺について

勝持寺(しょうじじ)は、京都市西京区にある天台宗の寺院。山号は小塩山。本尊は薬師如来。花の寺(はなのてら)として知られる。西国薬師四十九霊場第四十二番札所。
引用(citation):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%9D%E6%8C%81%E5%AF%BA

開門時間:9:00~17:00
参拝料:400円(大人), 300円(中・高校生), 200円(小学生)
住所:〒610-1153 京都府京都市西京区大原野南春日町1194
連絡先:075-331-0601
創建:679年
開基:役小角(えんのおづぬ)
宗派:天台宗
ご本尊:薬師如来(やくしにょらい)

勝持寺(しょうじじ)は、京都市西京区にある天台宗の寺院です。
お寺の山号は「小塩山(おしおやま)」ですね。
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このお寺は、飛鳥時代(あすかじだい)679年に、役小角(えんのおづぬ)によって創設されたと言われています。
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このお寺は、平安時代末期~鎌倉時代初期の僧侶歌人であった西行ゆかりの寺院でもあります。
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京都の大原野という地区に位置し、紅葉の名所として有名な大原野神社(おおはらのじんじゃ)に隣接しています。
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ちなみに、このお寺も紅葉の名所として有名ですよ。
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参拝料は400円(大人)です。
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それでは勝持寺の見どころを見ていきましょう!!
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3.参拝の注意点

・建物の内部や仏像の写真撮影は禁止です。

・三脚や脚立などの使用は禁止です。

・「2月」に拝観したい場合は予約が必要です。

・神社やお寺の正式な参拝方法は以下の記事を参考にしてみてください。

ルールを守って参拝しましょう。

4.勝持寺の見どころ

「*印」のついている見どころは有料エリアです。(This seal (*) is a pay area.)

仁王門:Nio-mon (Deva) gate

こちらが平安時代に建てられた、仁王門(におうもん)です。
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この門は、応仁の乱(おうにんのらん)の戦火を逃れたこのお寺の最古の建造物です。
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木造金剛力士立像(重要文化財):Wooden Standing Statue of Kongo Rishiki (Important Cultural Property)

仁王門の両脇には、鎌倉時代1285年に作られた、阿吽の木造金剛力士立像が祀られています。
この像は、国の重要文化財に指定されています。
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参道:Approach to the temple

仁王門から寺院へと続く参道は、山の一本道になっており、とても風情があります。
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勝持寺子院跡:Historic site of sub-temple of Shoji-ji

その昔、このお寺には沢山の塔頭寺院(子院)があったそうです。
現在では、参道の脇にその跡である石垣が残されています。
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南門:Minami-mon gate (South gate)

こちらが現在お寺の入口にあたる、南門です。
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東門:Higashi-mon gate (East gate)

こちらが東門です。現在は開かずの門になっているようです。
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書院*:Shoin (Study hall)*

こちらがお寺の受付にあたる、書院(しょいん)です。
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瑠璃光殿*:Ruriko-den hall*

こちらがこのお寺の収蔵庫にあたる、瑠璃光殿(るりこうでん)です。
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この建物には、重要文化財に指定されているご本尊の木造薬師如来坐像が祀られています。
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阿弥陀堂*:Amida-do hall*

こちらがこのお寺の本堂にあたる、阿弥陀堂(あみだどう)です。
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不動堂*:Fudo-do hall*

こちらが不動堂(ふどうどう)です。
こちらに祀られている不動明王(ふどうみょうおう)は、建物の中ではなく、建物の裏の岩壁に彫られています。
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その昔、真言宗の開祖である空海(くうかい)が眼病に悩む人のためにこの不動明王を岩に刻んだという言い伝えがあります。
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鏡石*:Kagami-ishi (stone)*

こちらが鏡石(かがみいし)です。
その昔、西行が出家をする際に、この石に座って頭を剃ったと言われています。
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瀬和井の泉*:Segai-no-izumi (spring water)*

こちらが瀬和井の泉(せがいのいずみ)と呼ばれている湧き水です。
この泉は、この地を歌で読む際の歌枕(うたまくら)なんですよ。
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鐘楼堂*:Shoro (bell tower)*

こちらが鐘楼堂(しょうろうどう)です。
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魚籃観音*:Gyoran Kannon*

小さな池に佇んでいるのが魚籃観音(ぎょらんかんのん)です。
この観音様はその手に魚を入れる篭を持っており、漁業の神様と言われています。
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西行桜*:Saigyo-zakura (cherry tree)*

このお寺のシンボル、西行が植樹したとされる西行桜(さいぎょうざくら)は、現在三代目です。
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春になるととても綺麗な桜の花を咲かせます。(○´艸`)
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引用(citation):http://k-kabegami.com/hananotera/10.html

冴野の沼*:Saeno-no-numa (pond)*

こちらが冴野の沼(さえののぬま)です。
この沼も、瀬和井の泉と同じく、この地を歌で読む際の歌枕(うたまくら)です。
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5.勝持寺の動画・写真一覧

■YouTube:勝持寺の落葉:Shoji-ji’s fallen leaves 

■Flickr:勝持寺:Shoji-ji (20161209)

勝持寺:Shoji-ji (20161209)

6.勝持寺の御朱印

御朱印の墨書きは、このお寺のご本尊である「薬師如来(やくしにょらい)」です。
御朱印は、書院で頂くことができます。(300円)
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7.勝持寺の行き方・アクセス方法

勝持寺への行き方・アクセス方法は以下の通りです。

勝持寺の最寄り駅は「阪急 東向日駅」若しくは「JR 向日町」です。

  乗換え案内

■大阪駅から阪急 東向日駅のルート例
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■なんば駅から阪急 東向日駅のルート例
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■京都駅からJR 向日町駅のルート例
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■阪急 東向日駅→最寄バス停(南春日町)

阪急 東向日駅から勝持寺はバスで向かいます。
(駅から大原野神社までは約6kmあり、徒歩だと2時間以上かかります。)
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■最寄バス停(南春日町)→勝持寺
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①阪急 東向日駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

[時刻表]63・65系統

バス会社:阪急バス
行先・系統:63・65系統[南春日町・洛西バスターミナル行き]
乗車バス停:阪急東向日[1番乗り場]
降車バス停:南春日町
運賃:280円
所要時間:約20分

②JR 向日町駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

[時刻表]63・65系統

バス会社:阪急バス
行先・系統:63・65系統[南春日町・洛西バスターミナル行き]
乗車バス停:JR向日町[2番乗り場]
降車バス停:南春日町
運賃:280円
所要時間:約25分

■タクシーで行く場合

阪急 東向日駅から:2,290円 ~ 2,720円(約10分)
JR 向日町駅から:2,290円 ~ 2,800円(約10分)
京都駅から:4,370円 ~ 5,360円(約25分)

■タクシー運転手に行き先を告げたい場合
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■タクシーを呼びたい場合
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[タクシー配車連絡先(Phone number of taxi dispatch) : 向日町周辺]

8.勝持寺周辺のホテル検索・予約

いかがでしたか?

是非一度足を運んで見て下さい!!

それでは楽しい旅を!( *´艸`)

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