世界遺産”古都京都の文化財”:「天龍寺」の見どころと行き方

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天龍寺(てんりゅうじ)は、京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町にある、臨済宗天龍寺派大本山の寺院です。

臨済宗のお寺には「京都五山」、「鎌倉五山」と呼ばれている寺院の格式があります。
この天龍寺は、京都五山の序列の第一位に列する寺院です。

別格である「南禅寺(なんぜんじ)」を除き、京都にある禅寺の中で最も高い格式を持つ寺院なんですね!

日本の南北朝時代の代表的人物である北朝方の英雄、足利尊氏(あしかがたかうじ)と、南朝方の英雄、後醍醐天皇(ごだいごてんのう)
このお寺は、足利尊氏(あしかがたかうじ)後醍醐天皇(ごだいごてんのう)の菩提を弔うため、大覚寺統の離宮であった亀山殿(かめやまどの)を寺院に改修したものであり、暦応2年(1339)に創建されました。

また、天龍寺は、「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産に登録されており、「ミシュラングリーンガイド★」にも指定されています。

京都の嵐山に行くと、誰もが一度は必ず立ち寄る人気の観光スポットです。

今回はそんな天龍寺を訪ねてきました。

*この記事はメニューから言語の切替が可能です。(As for this article, the choice of the language is possible from the menu.)

Contents:

  1. 世界遺産「古都京都の文化財」について
  2. 天龍寺について
  3. 拝観に関する注意点
  4. 臨済宗の寺格「京都五山」と天龍寺について
  5. 天龍寺の見どころ
  6. 天龍寺の写真一覧
  7. 天龍寺の御朱印
  8. 天龍寺の行き方・アクセス方法

1.世界遺産「古都京都の文化財」について

古都京都の文化財」とは、京都にある17か所の寺社仏閣で構成されている日本が誇る世界遺産です!

↓「古都京都の文化財」の詳細はコチラ↓

天龍寺は「古都京都の文化財」の一つとして、世界遺産に指定されています。
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2.天龍寺について

天龍寺(てんりゅうじ)は、京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町(すすきのばばちょう)にある、臨済宗天龍寺派大本山の寺院。山号は霊亀山(れいぎざん)。寺号は正しくは霊亀山天龍資聖禅寺(れいぎざんてんりゅうしせいぜんじ)と称する。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は足利尊氏、開山(初代住職)は夢窓疎石である。足利将軍家と桓武天皇ゆかりの禅寺として京都五山の第一位とされてきた。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。
引用(citation):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E9%BE%8D%E5%AF%BA

開門時間:8:30-17:30, 8:30-17:00(10月21日 – 3月20日)
参拝料(庭園・諸堂):800円(高校生以上),600円(小中学生)
参拝料(法堂・雲龍図):500円

住所:〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
連絡先:075-881-1235
創建:1339年
開基:足利尊氏
宗派:臨済宗天龍寺派
ご本尊:釈迦如来

天龍寺(てんりゅうじ)は、京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町にある、臨済宗天龍寺派大本山の寺院です。
このお寺の山号は霊亀山(れいぎざん)で、正式名称は”霊亀山天龍資聖禅寺(れいぎざんてんりゅうしせいぜんじ)“と言います。
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「霊亀山」とは、天龍寺の西にある「小倉山(おぐらやま)」のことであり、山の姿が亀の甲羅に似ていると言われています。
天龍寺の山号「霊亀山」も、この山の名前から来ています。
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本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)、開基(創立者)は足利尊氏(あしかがたかうじ)、開山(初代住職)は夢窓疎石(むそうそせき)です。
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この天龍寺は「京都五山」の第一位に列し、別格である「南禅寺(なんぜんじ)」を除いて、京都で最も格式の高い禅寺です。
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この天龍寺の建設資金調達を調達するため、「天龍寺船(てんりゅうじぶね)」という貿易船が作られたことも、日本史では有名な逸話ですね。
(天龍寺船(てんりゅうじぶね)とは、日本の南北朝時代に、この天龍寺の造営費を捻出するために、室町幕府公認のもと中国の元に派遣された貿易船のことです。)
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この天龍寺船は莫大な利益を上げて帰国し、この利益を元手として天龍寺は無事建設されました。
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ちなみに、苔寺として有名な西芳寺(さいほうじ)嵐山の紅葉の名所として有名な宝筐院(ほうきょういん)は、この天龍寺の境外塔頭なんですよ。
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3.拝観に関する注意点

天龍寺を拝観する際には、以下の点に注意しましょう。

・拝観料は庭園、本堂、法堂(雲龍図)の3箇所で必要です。
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・法堂(雲龍図)は特別拝観期間のみ入場できます。

特別拝観期間:「土曜日・日曜日・祝日」及び「春季・夏季・秋季の特別拝観期間の毎日」

↓特別拝観期間はこちらをご参照ください。↓

・堂内(雲龍図)や室内には写真撮影禁止の場所があります。

ルールを守って参拝しましょう。

4.臨済宗の寺格「京都五山」と天龍寺について

京都五山(きょうとござん)とは、五山の制のうち、京都にある禅宗(臨済宗)の寺格・官寺制度の事を指します。

今日の京都五山の寺格は以下の通りです。

別格:南禅寺(Bekkaku (exceptional) – Nanzen-ji Temple)
第一位:天龍寺(The first grade – Tenryu-ji Temple)
第二位:相国寺(The second grade – Shokoku-ji Temple)
第三位:建仁寺(The third grade – Kennin-ji Temple)
第四位:東福寺(The fourth grade – Tofuku-ji Temple)
第五位:万寿寺(The fifth grade – Manju-ji Temple)

この天龍寺は、京都五山の第一位に列します。
別格である「南禅寺」を除けば、京都にある禅寺の中で一番の格式を持ちます。

5.天龍寺の見どころ

「*印」のついている見どころは有料エリアです。(This seal (*) is a pay area.)

●勅使門:Chokushi-mon gate (gate for Imperial Envoys)

こちらが桃山時代に建てられた勅使門(ちょくしもん)です。京都府指定有形文化財に指定されています。
この勅使門は天龍寺の建築物の中で、最古の建築物です。
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●総門(本門):So-mon (Hon-mon) gate

こちらが総門(そうもん)です。
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●中門:Chu-mon gate

こちらが桃山時代に建てられた中門(ちゅうもん)です。京都府指定有形文化財に指定されています。
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庫裏:Kuri (monks’ living quarters)

こちらが1899年に建てられた庫裏(くり)です。
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庫裏の入口には、禅宗のシンボルである達磨図(だるまず)が置かれています。
この達磨図は、臨済宗天龍寺派の管長(かんちょう)であった、平田精耕(ひらたせいこう)によって描かれました。
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法堂*:Hatto hall (Lecture hall)*

こちらが1900年に再建された法堂(はっとう)です。
この建物には、ご本尊の釈迦三尊像(しゃかさんぞんぞう)が祀られています。
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法堂内の天井には加山又造(かやままたぞう)筆の、「雲龍図(うんりゅうず)」が描かれています。
現在の雲龍図は、法堂移築100周年を記念して、1997年に描かれたものです。
堂内は写真撮影禁止です。(画像はパンフレットから拝借。)
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●大方丈*:O-hojo*

こちらが1899年に建てられた大方丈(おおほうじょう)です。
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この建物には、ご本尊である重要文化財釈迦如来坐像(しゃかにょらいざぞう)が祀られています。
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大方丈には、江戸時代の絵師である曾我蕭白(そがしょうはく)によって1763年に描かれた雲竜の襖絵の複製が飾られています。
とてもダイナミックで愛嬌のある顔ですね!
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こちらの雲龍図の本物は、現在ボストン美術館に所蔵されているそうです。
なぜ日本に無くてアメリカにあるんだ・・・。
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小方丈(書院)*:Ko-hojo(Shoin)*

こちらが1924年に建てられた方丈(こほうじょう)です。
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小方丈は、書院(しょいん)として法要などの行事に使われています。
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方丈前庭(特別名勝・史跡)*:Front garden of Hojo(Special Place of Scenic Beauty and Historic Site)*

こちらが大方丈の南側に位置する方丈前庭(ほうじょうまえにわ)です。
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前庭は枯山水庭園になっています。
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曹源池庭園(特別名勝・史跡)*:Sogen Garden(Special Place of Scenic Beauty and Historic Site)*

大方丈の西側に広がるのが、池泉回遊式の庭園である曹源池庭園(そうげんちていえん)です。
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この庭園の原型は、このお寺の開山である夢窓疎石(むそうそせき)によって作庭されました。
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「曹源池(そうげんち)」という名称は、夢窓国師が池の泥をすくった際に、「曹源一滴(そうげんのいってき)」と彫られた石碑が見つかったという故事に由来します。
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祥雲閣*:Shoun-kaku*

こちらが茶室の祥雲閣(しょううんかく)です。
この建物は千利休(せんのりきゅう)を祖とする、茶道・表千家の茶室「残月亭(ざんげつてい)」を模して作られました。
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この建物は小方丈の横にある回廊の右手にあります。
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甘雨亭*:Kanu-tei*

こちらが茶室の甘雨亭(かんうてい)です。
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茶室に続く回廊。
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多宝殿*:Taho-den hall*

こちらが1934年に建てられた多宝殿(たほうでん)です。
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この建物には、後醍醐天皇(ごだいごてんのう)の尊像が祀られています。
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百花苑*:Hyakka-en garden*

多宝殿の北側には百花苑(ひゃっかえん)と呼ばれている庭園が広がっています。
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百花苑の北門を抜けると、有名な嵯峨野竹林の道や大河内山荘(おおこうちさんそう)等があります。
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6.天龍寺の写真一覧

Photo of Tenryu-ji Temple (visit day:20160914)

7.天龍寺の御朱印

御朱印の墨書きは、このお寺の法堂の別名である「覚王寶殿(かくおうほうでん)」です。
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8.天龍寺の行き方・アクセス方法

天龍寺への行き方・アクセス方法は以下の通りです。

天龍寺の最寄り駅は「嵐電 嵐山駅」、「阪急 嵐山駅」、「JR 嵯峨嵐山駅」です。
(阪急河原町、京阪祇園四条駅、JR京都駅からバスで行くことも出来ます。)

  乗換え案内

■大阪駅から嵐電 嵐山駅のルート例
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■なんば駅から嵐電 嵐山駅のルート例
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■京都駅からJR嵯峨嵐山駅のルート例
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■嵐電 嵐山駅→天龍寺のルート

嵐電 嵐山駅から天龍寺へは徒歩で向かいます。

徒歩約3分(150m)です。
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■阪急 河原町駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

[時刻表]11系統

バス会社:京都市バス
行先・系統:11系統[嵐山・嵯峨・山越行き]
乗車バス停:四条河原町[乗り場D(西行き)]
降車バス停:嵐山天龍寺前
運賃:230円
所要時間:約45分

■京阪 祇園四条駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

[時刻表]11系統

バス会社:京都市バス
行先・系統:11系統[嵐山・嵯峨・山越行き]
乗車バス停:四条京阪前[乗り場C]
降車バス停:嵐山天龍寺前
運賃:230円
所要時間:約60分

■JR 京都駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

[時刻表]28系統

バス会社:京都市バス
行先・系統:28系統[嵐山・大覚寺行き]
乗車バス停:京都駅前[乗り場D3]
降車バス停:嵐山天龍寺前
運賃:230円
所要時間:約45分

いかがでしたか?

是非一度足を運んで見て下さい!!

それでは楽しい旅を!( *´艸`)

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