祇王寺の記事タイトル画像(Gio-ji Temple)

祇王寺(ぎおうじ)は、京都市右京区にある真言宗大覚寺派の寺院です。

「萌え出づるも 枯るるも同じ 野辺の草 いづれか秋に あはではつべき」

平家物語の一節に書かれた、見放された女性の悲しみをつづるこの悲恋歌。

ここは、そんな歌の読み手である祇王(ぎおう)が出家した尼寺としての歴史を併せ持つ古刹。

嵯峨野の山すそにひっそりと佇む境内は、そんな祇王の悲しみを今に伝えるかのような静寂をいつも湛えています。

そんな祇王寺の見どころは、「全ての光景が緑に染まる境内と苔の庭園」!

境内のほぼ全てが苔庭で構成されるこのお寺では、初夏の新緑の時期になるとその緑の深さに目を奪われます!

また、晩秋の「散り紅葉の名所」としても知られ年間を通じて見所が多いお寺さまでもあります。

今回はそんな祇王寺を訪れてみました。


祇王寺の歴史

では、まずはじめに祇王寺の歴史と覚えておきたいポイントを一緒に見て行きましょう!


祇王寺の歴史を刻むこま札(Gio-ji Temple)

今の祇王寺があるこの地には、もともと法然(ほうねん)の弟子であった浄土宗の僧・良鎮(りょうちん)が平安時代に建立したお寺がありました。

「念仏を唱えると死後は誰でも平等に往生できる」という浄土宗の教義に習い付けられた名前が往生院(おうじょういん)

この祇王寺はそんな往生院を前身としており、尼寺(あまでら)としての歴史を歩み始めた理由が平家物語に描かれています。

今回は、この祇王寺が尼寺となる原因となった平家物語(へいけものがたり)由来の諸行無常を感じる一つの物語を見て行きたいと思います。

その物語の登場人物は、平家のトップであった武将の平清盛(たいらのきよもり)とその妾であった二人の女性。

その女性のうちの一人が、白拍子(しらびょうし)として名を馳せた祇王(ぎおう)

白拍子とは主に遊女が男装の姿で舞い踊る日本舞踊の踊り手を指す言葉なので、祇王は今で言うと「宝塚歌劇団の主演男役」といったイメージでしょうか。

当時の白拍子のトップスターだった祇王は、時の権力者・平清盛の厚い寵愛を受けることに!

この時代の白拍子はまさに花形、牛若丸として名を馳せた源義経(みなもとのよしつね)の妾・静御前(しずかごぜん)も白拍子の一人でした。

まぁいつの時代も「光り輝く芸能人の女性とのお付き合い」は世の男性のあこがれなんですかね!


祇王寺の祇王と祇女の像(Gio-ji Temple)
*画像はパンフレットより引用しています。

写真にある左側の女性が祇王、右側は妹の祇女(ぎじょ)でいずれもこの祇王寺の草庵に祀られています。

そんなこの世の春を謳歌していた祇王に、一人のライバルが出現します。

その人物とは、祇王より若い白拍子の踊り手であった仏御前(ほとけごぜん)

彼女も祇王に習って清盛の寵愛を受けるべく必死に努力をし清盛への面談を申し出ますが、一度はあっけなく却下。

平清盛「ワシには祇王がおるから、別にどこぞの小娘なんかに興味ないわ!」

しかし自分より若い仏御前の境遇を哀れに思った祇王は、清盛に彼女に会うよう進言します。

祇王「まぁまぁ清盛はん、若い子が折角頑張ってはるんやから一度会ってみなさいな。」

その結果、

しぶしぶ会ってみたこの仏御前を、あろうことか清盛は祇王以上にのめりこんでしまう結果に!

平清盛「おぉ!会ってみたら祇王よりも若くて踊りも上手じゃ!」

さらに、

清盛は「自分の愛する白拍子は二人も必要ない!」ということで、何と祇王との縁を切ってしまいます。

平清盛「がはは!わしもう新しい子にメロメロ!祇王は邪魔だからもう出ていけ!」

祇王「えぇぇ、まさかの展開。そんな殺生な…。」

まぁ早い話が「自分が紹介した職場の若い女性に旦那が浮気をして、邪魔なので家から出て行いけ!」と言われた感じですね。


祇王寺の境内(Precincts of Gio-ji Temple)

「萌え出づるも 枯るるも同じ 野辺の草 いづれか秋に あはではつべき」

愛が芽吹き枯れるのも、春に芽を出し秋に枯れるその辺の沢山の草と同じですわ。

そんな諸行無常な世の中で、一体誰が清盛さんの愛を永遠に受けられるというの?(無理ですわ。)

何ともひどい仕打ちを受けた祇王は諸行無常を嘆いてこんな詩を残しつつ清盛の元を離れ、この祇王寺の前身であった往生院で仏門に入ります。

なぜこの地を選んだのかは不明ですが、恐らくはここがその時代「念仏を唱えれば老若男女誰でも分け隔てなく往生できる」という浄土宗のお寺だったからなんじゃないのかな?と思います。


祇王寺の境内(Precincts of Gio-ji)

さて、実は清盛の新たな女性となった仏御前の心も穏やかではありませんでした。

仏御前「そもそも私が今ここにいるのは、祇王お姉さまのとりなしのお陰なんですの!」

仏御前「そんな優しくお綺麗だったお姉さまがあんな仕打ちを受けるなんて…。」

仏御前「しかもお姉さまの残された歌って、きっと私も同じことになるという警告ですわ。」

てことで、仏御前は祇王への恩義とその残した歌の意味について深く考えた結果こんな行動に出ます。

仏御前「やっぱりこの世は諸行無常の響きあり、私もいつか祇王お姉さまと同じ仕打ちを受けますわ!」

仏御前「そんな風になる前に、私も祇王お姉さまと一緒に仏門に入りますわー!」

てことで仏御前は自分から清盛の元を去り、その後祇王と同じこのお寺で尼としての人生を送ることになりました。

ちなみにこのお話の当時、祇王は21歳、仏御前に至っては何とわずか17歳だったそうな。

はい、ではこのお話一番の問題児である平清盛さんにお話を締めて頂きましょう。

平清盛「若くて綺麗な奥さんに逃げられてしもた!諸行無常じゃ…。浮気ダメ!ゼッタイ!」

上記の物語の詳細についてもっと知りたい方は、以下の書籍をどうぞ。

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祇王寺の境内(Precincts of Gio-ji)

閑話休題。

その後の往生院は、祇王の名前を冠した祇王寺と呼ばれ尼寺としての歴史を綿々とつむぎます。

しかしその歴史の過程で徐々に寂びれ、明治時代初期にはついに廃寺となってしまいます。

(その際、仏像やお墓などは近隣の大覚寺(だいかくじ)の助けにより一時保管されることとなります。)

その後、平家物語の舞台の一つを歴史の舞台から消すのは忍びない!ということで、明治時代後期に富岡鉄斎(とみおかてっさい)らの文化人により復興され、先ほどの経緯から大覚寺の塔頭寺院としての歴史を新たに刻むことになりました。

その後は、芸子から尼僧になるというまるで祇王や仏御前のような経歴を持った高岡智照(たかおかちしょう)さんが、庵主として昭和から平成時代に至るまでこのお寺を守られていました。

おしまい。

祇王寺について

祇王寺の境内(Precincts of Gio-ji)

お寺の詳細

住所 〒616-8435 京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
連絡先 075-861-3574
創建 平安時代
開基 良鎮(りょうちん)
宗派 真言宗大覚寺派(しんごんしゅうだいかくじは)
ご本尊 大日如来(だいにちにょらい)

拝観時間

9:00~17:00(16:30受付終了)

拝観料

大人 300円
高校生以下 100円
大覚寺・祇王寺共通拝観券(大人のみ) 600円

*共通拝観券は大人のみの設定で、両寺の合計拝観料が800円→600円となり200円お得になります。

お寺のWebサイト

その他注意点

・上記情報は2019年3月に訪れた際のものであり、変更されている可能性があります。

・写真/動画撮影可能な場所や、一脚/三脚の利用可否は必ず係員に確認しましょう。

・神社やお寺の正式な参拝方法は以下の記事を参考にしてくださいね。


祇王寺の拝観券(Gio-ji Temple)

では次に、祇王寺の見どころを訪問時の写真を参考に振り返ってみたいと思います!


祇王寺の見どころ

    「*」のついている見どころは、有料エリアです。


    嵐電嵐山駅(Randen Arashiyama Station)

    祇王寺の最寄り駅は嵐山(あらしやま)駅です。

    阪急の嵐山駅からは徒歩約50分(約2.5km)、嵐電の嵐山駅やJR嵯峨嵐山駅からは徒歩約30分(約1.5km)です。

    今回私は阪急の嵐山駅から徒歩で向かいました。

    行き方は「祇王寺への行き方/アクセス方法」で詳しく説明していますのでご覧くださいね。


    祇王寺の駐車場(Parking lot of Gio-ji Temple)

    歩くこと約50分、祇王寺の入り口が見えてきました。

    祇王寺の入り口前には、5~6台ほど駐車できる無料の駐車場があります。

    ただ途中の道が細かったり混雑することも多いため、できれば車での訪問は避けてレンタサイクルや徒歩で行かれることをおすすめします!


    祇王寺の境内(Precincts of Gio-ji)

    祇王寺の看板が立つ、風情ある入り口の石階段を上っていきます。


    祇王寺の入り口(Entrance of Gio-ji Temple)

    祇王寺の入り口が見えてきました。苔むした屋根がとても良い風情を醸し出していますね。

    右手にある大きな屋根がある建物が受付で、拝観の受付はもちろん御朱印もこちらで頂くことが出来ます。

    では早速祇王寺の境内にお邪魔してみたいと思います!

    山門*

    祇王寺の山門(San-mon gate of Gio-ji Temple)

    入り口から境内に入り、苔むした通路を進むと山門(さんもん)が見えてきます。

    この山門の藁ぶきの屋根にも大量の苔がびっしり!侘しい雰囲気を醸し出していますね。

    苔庭*

    祇王寺の苔庭(Garden of Gio-ji Temple)

    祇王寺の境内はそのほぼ全てが、この苔庭(こけにわ)で構成されています。

    上記の写真は3月ごろの一番苔の色が薄い時期のものですが、苔の旬である初夏に伺うと…、


    祇王寺の苔庭(Garden of Gio-ji Temple)

    はい、もう目に入る全ての光景が緑に染まる素晴らしい景色を拝むことが出来ます!

    京都の苔寺としては世界遺産でもある西芳寺(さいほうじ)さんが一番有名ですが、拝観するには往復はがきでの事前予約が必要です。

    その点、この祇王寺さんは予約の必要がなくいつでも気軽に拝観ができるお寺さま。

    京都へ旅行の際に「苔寺に行きたかったけど予約できなかった!」という方は、ぜひこちらの祇王寺さんを訪れてみてください。

    きっと西芳寺さんにも負けない苔の素晴らしい光景を拝むことが出来ますよ!

    本堂*

    祇王寺の本堂(Hon-do hall of Gio-ji Temple)

    苔庭の先に佇む茅葺き屋根の小さな草庵が、この祇王寺の本堂(ほんどう)に当たる建物です。

    明治時代の1895年、この祇王寺が再興された際に京都府知事であった北垣国道(きたがきくにみち)氏が寄贈した自身の別荘がこの草庵です。


    祇王寺の祇王と祇女の像(Gio-ji Temple)
    *画像はパンフレットより引用しています。

    本堂の仏間にはご本尊の大日如来(だいにちにょらい)をはじめ、祇王とその母と妹である刀自、祇女、平清盛と仏御前といった、この祇王寺に関連する平家物語の登場人物の像が祀られています。

    いざこざで別離をした平清盛と祇王や仏御前が並んで祀られているのは、少し不思議な感じもしますね。

    吉野窓*

    祇王寺の吉野窓(Yoshinomado window of Gio-ji Temple)

    本堂の仏間には、吉野窓(よしのまど)のしつらえがあります。

    時の移ろいによって映る影の色が様々に変化することから、虹の窓とも呼ばれているんだとか。

    芸者の吉野太夫(よしのたゆう)が好んだとされることから名づけられたこの形の丸窓は、仏教において完全な悟りを表す「円(まる/えん)」の形を見ながら自身の不完全さを戒めるためにあると言われます。

    これに対比する窓が不完全や迷いを表す「四角(しかく)」の窓であり、これらを合わせて「迷いの窓、悟りの窓」と呼ぶこともありますね。

    京都にある有名な「迷いの窓、悟りの窓」としては鷹峯にある源光庵(げんこうあん)さんや、泉涌寺の塔頭である雲龍院(うんりゅういん)さんが有名です。

    宝篋印塔*

    祇王寺の宝篋印塔(Hokyoin-to pagoda of Gio-ji Temple)

    本堂の脇には、ひっそりと佇む2つの石塔が。

    向かって左側の宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、祇王とその母である刀自、妹である祇女のお墓です。

    右側の五輪塔(ごりんとう)は、平清盛の供養塔になっています。

    本堂の像もそうでしたが、生前はどんないざこざがあろうとも土に還ってしまえばこうしてお墓を並べるところに、平家物語に語り継がれる諸行無常の響きを感じますね。

    祇王寺祇女桜*

    祇王寺の祇王寺祇女桜(Cherry tree of Gio-ji Temple)

    この祇王寺には、祇王とその妹の祇女にちなんで命名された祇王寺祇女桜(ぎおうじぎじょざくら)という種類の桜の木があります。

    京都の名桜守である佐野藤右衛門(さのとうえもん)がこの地に自生していた桜の木を移植されたもので、ちゃんと「Cerasus jamasakura ‘Gijozakura’」という学名も持っているんだとか。

    元々は境内の苔庭の脇にありましたが枯死してしまったため、現在は境外にあるギャラリー祇王寺のそばに新しい木が植えられています。

    淡紅色の優雅な花を咲かせるそうで、以下のサイトでそのお花を見ることが出来ますよ。


    これで、祇王寺の主な見どころを全て見ることが出来ました!

    訪問の感想としては、やはり苔の庭をはじめ一面の苔の風景が素晴らしいの一言!

    規模は小さいですが、本当にあの有名な苔寺・西芳寺(さいほうじ)さんにも負けないほどの素晴らしい苔の光景を拝むことが出来るお寺さまです。

    特に梅雨が明けた初夏の時期、7月下旬ごろの境内は緑一色に染まりますよ。

    皆さんも是非行ってみてくださいね!

    祇王寺の苔

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    Image 2 of 6

    この祇王寺は、苔の名所として知られています。

    苔の一番の見ごろは、梅雨が明けた後の毎年7月下旬ごろです。

    境内の苔庭が緑一色に染まる素晴らしい光景を見ることが出来ますよ!


    祇王寺の紅葉

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    Image 1 of 4

    京都フリー写真素材

    この祇王寺は、秋の紅葉の名所としても知られています。

    特に紅葉が散り際の「散り紅葉」の風景が美しいですよ!

    紅葉の見ごろは、毎年11月下旬から12月上旬です。

    祇王寺の動画


    祇王寺の写真

    gioji-01_s

    Image 1 of 12

    祇王寺の御朱印

    祇王寺の御朱印(Goshuin of Gio-ji Temple)

    この祇王寺では、ご本尊である「大日如来(だいにちにょらい)」の御朱印を頂きました。

    御朱印は、入り口の受付にて頂くことが出来ます。(各300円)


    祇王寺への行き方/アクセス方法

    最寄り駅は阪急嵐山線 嵐山(あらしやま)駅嵐電 嵐山(あらしやま)駅JR嵯峨野線(山陰本線) 嵯峨嵐山(さがあらしやま)駅です。

    大阪駅(梅田駅)からは「阪急嵐山線 嵐山駅」、京都駅からは「JR山陰本線 嵯峨嵐山駅」の利用が便利です。

    また京都駅や京都河原町駅、祇園四条駅からバスで行くことも出来ますが、嵐山駅の渋滞にはまる可能性があるので、なるべく電車で行かれることをお勧めします。


    大阪梅田駅から嵐山駅へのルート例(電車)

    乗換え案内サイト(電車)

    ①阪急京都線で「大阪梅田駅」から「桂駅」へ行き、阪急嵐山線に乗り換え。

    ②阪急嵐山線で「桂駅」から「嵐山駅」へ。


    なんば駅から嵐山駅へのルート例(電車)

    乗換え案内サイト(電車)

    ①大阪メトロ御堂筋線で「なんば駅」から「梅田駅」へ行き、阪急京都線に乗り換え。

    ②阪急京都線で「大阪梅田駅」から「桂駅」へ行き、阪急嵐山線に乗り換え。

    ③阪急嵐山線で「桂駅」から「嵐山駅」へ。


    京都駅から嵯峨嵐山駅へのルート例(電車)

    乗換え案内サイト(電車)

    ①JR嵯峨野線(山陰本線)で「京都駅」から「嵯峨嵐山駅」へ。


    嵐山駅からの徒歩ルート例

    阪急の嵐山駅からは徒歩約50分(約2.5km)、嵐電の嵐山駅やJR嵯峨嵐山駅からは徒歩約30分(約1.5km)です。


    京都駅からバスに乗る場合

    乗換え案内(バス)

    「京都駅前 乗り場C6」から京都市バス「28系統」に乗車、「嵯峨小学校前」で下車。

    バス会社:京都市バス
    行先・系統:28系統[嵐山・大覚寺行き]
    乗車バス停:京都駅前[乗り場C6]
    降車バス停:嵯峨小学校前
    運賃:230円
    所要時間:約48分


    京都河原町駅からバスに乗る場合

    乗換え案内(バス)

    「四条河原町 乗り場D」から京都市バス「11系統」に乗車、「嵯峨小学校前」で下車。

    バス会社:京都市バス
    行先・系統:11系統[嵐山・嵯峨・山越行き]
    乗車バス停:四条河原町 乗り場D
    降車バス停:嵯峨小学校前
    運賃:230円
    所要時間:約47分


    祇園四条駅からバスに乗る場合

    乗換え案内(バス)

    「四条京阪前 乗り場C」から京都市バス「11系統」に乗車、「嵯峨小学校前」で下車。

    バス会社:京都市バス
    行先・系統:11系統[嵐山・嵯峨・山越行き]
    乗車バス停:四条京阪前 乗り場C
    降車バス停:嵯峨小学校前
    運賃:230円
    所要時間:約50分


    タクシーで行く場合

    京都駅から:約5,000円(約30分)

    嵐山駅から:約1,000円(約10分)

    ・タクシー運転手に行き先を告げたい場合

    ・タクシーを呼びたい場合

    taxi-call

    タクシー配車連絡先(京都駅周辺)

    タクシー配車連絡先(嵐山駅周辺)

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    いかがでしたか?

    それでは楽しい旅を!