京都のお寺:「一華院 (東福寺塔頭)」の見どころと行き方

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一華院(いっかいん)は、京都市東山区にある臨済宗東福寺派東福寺塔頭の一つです。

京都五山・第四位の格式を有する、東福寺(とうふくじ)
その東福寺の塔頭(たっちゅう)は、25箇所もあるんです。

そしてこの一華院も、東福寺の塔頭の一つです。

この一華院は、特別拝観期間のみ公開されます。
(毎年紅葉の季節・11月)

この小さなお寺の見どころは、「見事な枝振りの松の木を配した庭園」。

この庭園では、禅の教えの一つである「あるがままの姿」とはどんなものなのか?を体感できますよ。

「あるがままの姿を体感したければ一華院へ!!」

今回は、そんな一華院を訪ねてみました。

Contents:

  1. 一華院の歴史を知ろう!!
  2. 親寺「東福寺」の歴史も知ろう!!
  3. 一華院について
  4. 参拝の注意点
  5. 一華院の見どころ
  6. 一華院の写真一覧
  7. 一華院の御朱印
  8. 一華院の行き方・アクセス方法
  9. 一華院周辺のホテル検索・予約

1.一華院の歴史を知ろう!!

一華院の紹介をする前に、ちょっとこのお寺についての歴史を勉強をしてみましょう。
そうすることで、より一層楽しめると思います。(○´艸`)

一華院(いっかいん)は室町時代1382年に、東福寺の第六十七世・東漸建易(とうげんけんえき)によって創建されました。
その後、このお寺は廃れましたが、江戸時代1821年霊雲院の僧・天瑞(てんずい)によって再興されたと言われています。

このお寺には、二つの禅問答(禅の教え)があります。
では、ちょっとこの禅問答を紐解いてみましょう!!

一つ目は、このお寺の名前に由来します。
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このお寺の名前である「一華(いっか)」は、禅の教えである「伝法偈(でんぽうげ)」の以下の一節から来ています。

「一華開五葉 結果自然成」

これは「迷いや煩悩を解き放ち、悟りっていう5つの花びらが開花すれば、後はどんなことでも自然に成就するぜ!!」という意味です。

この一節を紐解くと・・・、

ここに一つの花があるで!!
この花には5つの綺麗な花びらが咲くんや!!
けどな、この花は自分の心の奥底にあるさかい、他の人は見ることができへんのや・・・。
じゃぁ、どんな花(5枚の花びら)が咲いているんやろか?

奥さん、ちょっと知りたくあらへん?

けどな、それを知りたかったら、禅の修業をするしかあらへんのや・・・。
禅の修業をやれば、自分の奥底に咲くっちゅーこの花を実感することが出来るんや・・・!!

・・・って感じです。(○´艸`)

二つ目は、このお寺の南庭にある松の木と、北庭にある石の模様に由来します。

南庭にある松の木は、「依稀松(いきまつ)」と呼ばれています。
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また、北庭にある石は、「彷彿石(ほうふつせき)」と呼ばれています。
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‘依稀(いき)’には「明らかでは無い様子」、’彷彿(ほうふつ)’には「よく似ている様子」という意味があり、禅の教えの以下の一節から来ています。

「依稀たり松の屈曲、彷彿たり石の爛班」

この一節を紐解くと・・・、こんな感じです。

この庭の松の枝ぶりはまるで龍や鳳凰の姿やな!!・・・でもやっぱ良く見たら単なる松やな!!
この庭の石の模様はまるで虎の姿やな!!・・・・でもやっぱ良く見たら単なる石やな!!

ん、このやり取りに何の意味があるんやって??

これはな、「格好つけんと、自分の心のままに、ありのままを見るんやで!!」っちゅー教えなんやで。

・・・って感じです。(○´艸`)

てことで、禅問答を調べていると、

「答えはあなたの心の中にあるんやで!!それを知りたきゃ禅の修業をしなはれ!!」

って言われていることに気づきます。

あれ・・・、何だか禅の修業の広告みたいになっちゃいましたね・・・。
恐るべし、禅。

教訓:「禅問答を調べると、だんだん禅の修業をしたくなるので注意してね!!」

2.親寺「東福寺」の歴史も知ろう!!

一華院の歴史だけではなく、親寺である「東福寺」の歴史にも興味がある人は以下の記事を見てくださいね!!

3.一華院について

開門時間:10:00 ~ 16:00
参拝料(特別拝観):400円(高校生以上), 300円(小・中学生)
参拝料(抹茶付き):1,200円

住所:〒605-0981 京都府京都市東山区本町15-800
連絡先:075-561-7274
創建:1382年
開基:東漸建易(とうげんけんえき)
宗派:臨済宗東福寺派
ご本尊:白衣観音(びゃくえかんのん)

一華院(いっかいん)は、京都市東山区にある臨済宗東福寺派東福寺塔頭の一つです。
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京都五山・第四位の格式を有する、東福寺(とうふくじ)
その東福寺の塔頭(たっちゅう)は25箇所あり、この一華院もその一つです。
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この一華院は、毎年紅葉の季節・11月の特別拝観期間のみ公開されます。
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この小さなお寺の見どころは、「見事な枝振りの松の木を配した庭園」です!!
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それぞれの塔頭には、その親となる寺院と深く関係する歴史があります。
ので、東福寺に観光に行く際は、是非これらの塔頭も一緒に巡ることをおススメします。
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それでは、一華院の見どころを見ていきましょう!!
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4.参拝の注意点

・特別拝観期間(11月)のみ公開されます。

・建物内部の写真撮影は禁止です。(お庭に向けての撮影はOKでした。)

・一脚や三脚などの利用は禁止です。

・神社やお寺の正式な参拝方法は以下の記事を参考にしてくださいね。

5.一華院の見どころ

*のついている見どころは有料エリアです。

表門:Omote-mon gate

こちらがお寺の入口にあたる、表門(おもてもん)です。
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●方丈*:Hojo*

こちらが方丈(ほうじょう)です。
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こちらの建物には、本尊の「白衣観音坐像」が祀られています。
(写真はパンフレットより抜粋。)
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方丈の広間では、南庭「依稀松の庭」を眺めて過ごすことができます。
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書院*:Shoin*

書院(しょいん)は、方丈の東側に位置しています。
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書院から眺める方丈と南庭。
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依稀松の庭 (南庭)*:Ikimatsu-no-niwa garden (South garden)*

こちらが南庭、通称「依稀松の庭(いきまつのにわ)」です。
庭の中央に依稀松と言う一本松が配置されている、ダイナミックな庭園ですね。
このお庭の由来については「1.一華院の歴史を知ろう!!」を見てくださいね。
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方丈の広間から眺める南庭。
この広間から一番綺麗に眺めることが出来るように、デザインされているそうです。
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彷彿石庭 (北庭)*:Hofutsu-Sekitei garden (North garden)*

こちらが南庭、通称「彷彿石庭(ほうふつせきてい)」です。
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庭の中央に彷彿石と言う、虎の模様に似た石が配置されている枯山水庭園ですね。
このお庭の由来については「1.一華院の歴史を知ろう!!」を見てくださいね。
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6.一華院の写真一覧

■Flickr:一華院:Ikka-in(20161130)

一華院:Ikka-in(20161130)

7.一華院の御朱印

霊雲院の御朱印の墨書きは、禅の教えの一節、このお寺の名前の由来である「一華開五葉」です。
(ご本尊「百衣観音」の御朱印もあります。)
御朱印は入口の受付で頂く事が出来ます。(300円)
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8.一華院の行き方・アクセス方法

一華院への行き方・アクセス方法は以下の通りです。

一華院の最寄り駅は「JR・京阪 東福寺駅」です。
(「京都駅」、「阪急 河原町駅」、「京阪 祇園四条駅」からバスで行くことも出来ます。)

  乗換え案内

■ルート例(大阪駅→JR 東福寺駅)
tofukuji-30-jp

■ルート例(京都駅→JR 東福寺駅)
tofukuji-31-jp

■JR・京阪 東福寺駅から徒歩で行く場合

徒歩約15分(700 m)です。

■京都駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

●京都駅前[乗り場D2]:208系統[泉涌寺・東福寺行き]


バス会社:京都市バス
行先・系統:208系統[泉涌寺・東福寺行き]
乗車バス停:京都駅前[乗り場D2]
降車バス停:東福寺
運賃:230円
所要時間:約16分

●京都駅前[乗り場C4]:南5系統[稲荷大社・竹田駅東口行き]


バス会社:京都市バス
行先・系統:南5系統[稲荷大社・竹田駅東口行き]
乗車バス停:京都駅前[乗り場C4]
降車バス停:東福寺道
運賃:230円
所要時間:約11分

■阪急 河原町駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

●四条河原町[乗り場E東行き]:207系統[清水寺・東福寺行き]


バス会社:京都市バス
行先・系統:207系統[清水寺・東福寺行き]
乗車バス停:四条河原町[乗り場E東行き]
降車バス停:東福寺
運賃:230円
所要時間:約20分

■京阪 祇園四条駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

●四条京阪前[乗り場2東行き]:207系統[清水寺・東福寺行き]


バス会社:京都市バス
行先・系統:207系統[清水寺・東福寺行き]
乗車バス停:四条京阪前[乗り場2東行き]
降車バス停:東福寺
運賃:230円
所要時間:約18分

■タクシーで行く場合

京都駅から:1.330円 ~ 1,600円(約10分)
京阪 祇園四条駅から:1,490円 ~ 1,840円(約15分)

・タクシー運転手に行き先を告げたい場合
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・タクシーを呼びたい場合
taxi-call

[タクシー配車連絡先: 京都駅周辺]

9.一華院周辺のホテル検索・予約

いかがでしたか?

是非一度足を運んで見て下さい!!

それでは楽しい旅を!( *´艸`)

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