滋賀のお寺:円満院/圓満院門跡(えんまんいん)の見どころと行き方

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    圓満院門跡(えんまんいんもんぜき)は、滋賀県大津市にある門跡寺院です。

    門跡寺院とは、主に皇族の出身者が代々の住職を務める寺院の事を指します。

    他には、「青蓮院(しょうれんいん)」や「大覚寺(だいかくじ)」、「仁和寺(にんなじ)」などが門跡寺院として特に有名ですね。

    このお寺は、元々は三井寺(みいでら)を総本山とする天台寺門宗に属していましたが、現在は独立し、天台宗系の単立寺院となっています。

    2009年に、新興の宗教法人によって買収されましたが、現在でも境内や庭園は拝観することが可能です。

    このお寺の見どころは、「静かで落ち着いた雰囲気の名勝庭園」。

    ここは、春の桜・秋の紅葉で有名な三井寺(みいでら)の隣にあります。

    桜や紅葉のシーズン中、三井寺はとても混雑しますが、ここは静かな別世界なんです。

    三井寺の喧騒に疲れたら、ここで一休みするのも良いですよ!

    「三井寺の混雑に疲れたら、圓満院門跡の名勝庭園へ!」

    今回はそんな圓満院門跡を訪れてみました。

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    Contents:

    1. 圓満院門跡の歴史について
    2. 圓満院門跡について
    3. 参拝の注意点
    4. 圓満院門跡の見どころ
    5. 圓満院門跡の動画・写真
    6. 圓満院門跡の御朱印
    7. 圓満院門跡の行き方・アクセス方法
    8. 圓満院門跡周辺のホテル検索・予約

    1.圓満院門跡の歴史について

    圓満院門跡の紹介をする前に、ちょっとこのお寺の歴史を勉強をしてみましょう。
    そうすることで、より一層楽しめると思います。(○´艸`)

    このお寺の歴史は古く、平安時代987年村上天皇の第三皇子であった致平親王(むねひらしんのう)によって開かれました。

    そんなこのお寺で覚えておきたいキーワードは、「門跡(もんぜき)」。

    このお寺は、名前の通り「門跡寺院」に位置づけられています。
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    門跡寺院とは、主に皇族の出身者が代々の住職を務める寺院の事を指すんですね。
    他には、「青蓮院(しょうれんいん)」や「大覚寺(だいかくじ)」、「仁和寺(にんなじ)」、「知恩院(ちおんいん)」などが門跡寺院として特に有名ですね。

    元々「門跡」という言葉には、「仏教開祖の系統の正式な後継者」という意味合いがありました。
    仏教を庇護・発展させるそれは偉い唯一の後継者、という感じでしょうか。

    てことで、仏教の世界では、天皇や偉い人の中で仏門に入り仏教を庇護してくれる人を「門跡」と呼ぼうぜ!

    という考えがありました。

    だがしかし!!

    地位の高い天皇や皇族の人々で、仏門に入る人はたーっくさんいました。

    こうした人たちを「門跡」と呼びたい・・・。
    けどいっぱいいるじゃん・・・。

    どうすりゃええねん!!

    せや、「言葉の意味合いを変えればええねん!」。

    てことで、鎌倉時代以降、この言葉は意味合いが変化し「寺格の高い寺院」そのものを指すようになりました。
    そのため、皇族の出身者が代々の住職を務める寺格の高い寺院を、まるっとまとめて「門跡寺院」と呼ぶようになりましたとさ。

    閑話休題。
    もう一つ、このお寺に関するうんちくを。

    このお寺は、創建当初は「園城寺平等院」と称されていました。

    「平等院」!?

    あれ、平等院って・・・、確か宇治にある世界遺産の「平等院(鳳凰堂)」なんじゃないの??

    実は元々、平等院という名前はこの圓満院門跡を指す言葉だったんですよ。(諸説あり)
    その後、宇治にあの有名な世界遺産「平等院(鳳凰堂)」が創建されたため、この名前を譲ったとされているんですねー!!

    てことで、三井寺やこの圓満院門跡は、宇治の平等院と深い繋がりがあるんです。

    それが証拠に、宇治の世界遺産「平等院」の開山を務めた人は、この圓満院門跡の僧正・明尊(みょうそん)って方なんですよ!!

    とても、由緒正しい歴史ある寺院だったんですね!!

    だが・・・、だがしかし!!

    このお寺は、近年財政難に陥ってしまい、2009年に競売に掛けられ、結果新興の宗教法人に落札されました・・・。

    おいおい・・・、国や地方自治体は何してんだって感じですね。
    こうした時にこそ税金を投入して国が買収すればいいのに・・・なんて思ったりしちゃいます。

    ただ、現在でも境内や庭園は拝観することは可能ですので一安心といったところでしょうか・・・。

    まさに波乱万丈の歴史を歩んでいるお寺ですね・・・!!

    おしまい。

    2.圓満院門跡について

    開門時間:9:00 ~ 16:30
    参拝料(大津絵美術館の入場料込み):500円(大人), 300円(高校生)
    住所:〒520-0036 滋賀県大津市園城寺町33
    連絡先:077-522-3690
    創建:987年
    開基:致平親王(むねひらしんのう)
    宗派:天台宗系単立
    ご本尊:金色不動明王

    圓満院門跡(えんまんいんもんぜき)は、滋賀県大津市にある門跡寺院です。
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    門跡寺院とは、主に皇族の出身者が代々の住職を務める寺院の事を指します。
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    境内の庭園は、国の名勝及び史跡に指定されています。
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    入場料は500円です。(境内にある大津絵美術館の入館料込みの値段です。)
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    それでは、圓満院門跡の見どころを見ていきましょう!!
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    3.参拝の注意点

    ・建物や美術館内部の写真撮影は禁止です。(庭園の撮影はOKです。)

    ・一脚や三脚などの利用は禁止です。

    ・神社やお寺の正式な参拝方法は以下の記事を参考にしてくださいね。

    4.圓満院門跡の見どころ

    *のついている見どころは有料エリアです。

    勅使門:Chokushi-mon gate

    こちらがこのお寺の入口の役割がある、勅使門(ちょくしもん)です。
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    宸殿 (重要文化財)*:Shin-den hall (Important cultural property)*

    こちらが1647年江戸時代に、禁裏より移築された宸殿(しんでん)です。
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    女帝であった明正天皇(めいしょうてんのう)より下賜されたもので、重要文化財に指定されています。
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    建物内には狩野派によって描かれた襖絵が飾られています。
    (レプリカであり、原本は現在京都国立博物館に収蔵されています。)
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    三井の名庭 (名勝・史跡)*:The garden of Mitsui (Historic sites・Special places of scenic beauty)*

    宸殿の南側には「三井の名庭」と称される日本庭園があります。
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    池泉鑑賞式の庭園で、国の名勝・史跡に指定されています。
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    室町時代の有名な芸術家・相阿弥(そうあみ)の作庭と伝えられ、不老長寿を願う鶴島・亀島を配した「鶴亀の蓬莱庭」になっています。
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    築山には桜の古木が配置されており、特に春の景色が美しい庭園です。
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    本堂*:Hon-do hall*

    こちらがご本尊の金色不動明王が祀られている、本堂(ほんどう)です。
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    大津絵美術館*:Otsue Museum*

    境内には、仏教の信仰の象徴でありコミカルなデザインが面白い「大津絵(おおつえ)」の美術館があります。
    ここは、日本で唯一の大津絵専門の美術館です。
    (写真は入場チケットより抜粋。)
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    ●三密殿 (宿坊):Sanmitsu-den hall

    境内には、宿泊施設である宿坊の「三密殿」があります。(4,860円~/1泊)
    宿泊詳細は三密殿のサイトを参照してください。
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    5.圓満院門跡の動画・写真

    ■YouTube:圓満院門跡の境内と庭園:Precincts of the Enman-in Monzeki (Otsu City, Shiga) 

    ■Flickr:圓満院門跡:Enman-in Monzeki (20170413)
    圓満院門跡:Enman-in Monzeki (20170413)

    6.圓満院門跡の御朱印

    こちらが圓満院門跡の御朱印、墨書きはこのお寺のご本尊の「金色不動明王」です。
    入口の受付で頂くことができます(300円)。
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    7.圓満院門跡の行き方・アクセス方法

    圓満院門跡の最寄り駅は「京阪石山坂本線 三井寺駅」です。
    (JR大津からバスで行くことも出来ます。)

      乗換え案内

    ■ルート例(大阪駅→京阪石山坂本線 三井寺駅)
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    ■ルート例(なんば駅→京阪石山坂本線 三井寺駅)
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    ■ルート例(京都駅→京阪石山坂本線 三井寺駅)
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    ■京阪石山坂本線 三井寺駅から徒歩で行く場合

    徒歩約10分(600 m)です。

    ■JR大津駅からバスに乗車する場合

      バス乗換え案内

    ●26系統[大津京駅行き]
    ●66,66A系統[比叡平行き]


    バス会社:京阪バス
    行先・系統:26系統[大津京駅行き]66,66A系統[比叡平行き]
    乗車バス停:大津駅[乗り場3]
    降車バス停:三井寺
    運賃:210円
    所要時間:約10分

    ■タクシーで行く場合

    京都駅から:4,610円 ~ 5,680円(約25分)
    京阪 祇園四条駅から:4,130円 ~ 5,120円(約20分)
    JR大津駅から:1,010円 ~ (約10分)

    ・タクシー運転手に行き先を告げたい場合
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    ・タクシーを呼びたい場合
    taxi-call

    [タクシー配車連絡先: 京都駅周辺]

    [タクシー配車連絡先: 大津駅周辺]

    8.圓満院門跡周辺のホテル検索・予約

    いかがでしたか?

    是非一度足を運んで見て下さい!!

    それでは楽しい旅を!( *´艸`)

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