京都のお寺:圓通寺(円通寺)の見どころと行き方

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京都にあるお寺の庭園で、一番心に残った場所はどこですか?

そんな質問に、「多分、圓通寺(円通寺)の庭園かなー?」と答えるにふさわしい極上の庭園がここにありました。

圓通寺(円通寺)(えんつうじ)は、京都市左京区岩倉幡枝町にある臨済宗妙心寺派のお寺です。

文化人としても有名な後水尾天皇(ごみずのおてんのう)の別荘として建てられた、幡枝離宮(はたえだりきゅう)を元としています。
その後、この地に禅院を建立したいとの願いから、1678年に霊元天皇(れいげんてんのう)の乳母である文英尼(ぶんえいに)公を開基として、お寺に改められました。

このお寺の見どころは、雄大な比叡山(ひえいざん)借景(しゃっけい)とし、国の名勝にも指定されている「枯山水平庭」。

この景色を求めるために、後水尾天皇はなんと12年もの歳月をかけて京都の地を探し回ったんだとか!

雄大な比叡山が拝める庭園を見たければ圓通寺(円通寺)へ!

今回は、そんな圓通寺(円通寺)を訪ねてみました。

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*記事の内容は、筆者が訪れた2018年11月時点のものとなります。

Contents:

  1. 圓通寺(円通寺)の歴史について
  2. 圓通寺(円通寺)について
  3. 参拝の注意点
  4. 圓通寺(円通寺)の見どころ
  5. 圓通寺(円通寺)の動画・写真
  6. 圓通寺(円通寺)の御朱印
  7. 圓通寺(円通寺)の行き方・アクセス方法
  8. 圓通寺(円通寺)周辺のホテル検索・予約

1.圓通寺(円通寺)の歴史について

圓通寺(円通寺)の紹介をする前に、ちょっとこのお寺の歴史を勉強をしてみましょう。
そうすることで、より一層楽しめると思います。(○´艸`)

元々この地には、江戸時代初期の1639年に後水尾天皇(ごみずのおてんのう)の別荘である幡枝離宮(はたえだりきゅう)が造営されました。
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その後上皇となった後水尾天皇は、長年の夢であった禅院を創建すべく、自分の離宮をお寺に改修することにしました。
そして、1678年に霊元天皇(れいげんてんのう)の乳母である文英尼(ぶんえいに)公を開基として迎えました。
これが、現在の圓通寺(円通寺)なんですねー。
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天皇の勅願所として栄えた歴史があるため、山門には菊の御紋がかけられていますね。
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ご本尊は聖観音(しょうかんのん)、後水尾天皇以降の位牌が御幸御殿に祀られているそうです。
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お寺の見どころでもある、比叡山を借景とした庭園は本当に見事!の一言です。
後水尾天皇が、この景色を捜し求めるために京都中を探し回った!という逸話もうなづけますよ・・・。
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かつて、京都にはこうした見事な借景を持つ庭園が沢山あったらしいですが、今はその殆どが住宅開発などで壊されてしまったと言います。
この地でも、1992年に岩倉五山の一つであった「一条山」が、開発のため山ごと切り拓かれて無くなってしまったそうです。
そこで、こうした景観美を守るため、2007年に「京都市眺望景観創生条例」が制定され、この庭園からの風景も規制区域として守られるようになったんだそうです。
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「条例を作ってまでも守りたい景観がここにはある!」

本当に、京都に来たら一度は訪れてみて欲しい場所です。

おしまい。

2.圓通寺(円通寺)について

開門時間:10:00~16:30
参拝料:大人500円 中学生以下300円
住所:〒606-0015 京都府京都市左京区岩倉幡枝町389
連絡先:075-781-1875
創建:1678年頃
開基:文英尼(ぶんえいに)
宗派:臨済宗妙心寺派
ご本尊:聖観世音菩薩

圓通寺(円通寺)(えんつうじ)は、京都市左京区岩倉幡枝町にある臨済宗妙心寺派のお寺です。
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山号は大悲山、江戸時代の後水尾天皇やその子である霊元天皇に続く、勅願所でもありました。
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拝観料金は大人500円、小中学生は300円です。
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それでは、一緒に圓通寺(円通寺)の見どころを見て行きましょう!d(*゚ー゚*)
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3.参拝の注意点

・庭園のみ写真撮影可能です。
・一脚や三脚などの持ち込み、利用は禁止です。(ルールを守って拝観しましょう。)
・神社やお寺の正式な参拝方法は以下の記事を参考にしてくださいね。

4.圓通寺(円通寺)の見どころ

*のついている見どころは有料エリアです。

山門:Sanmon gate

お寺の山門です。苔むしている屋根がとても風情豊かですね!
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・境内:Precincts of the temple

境内は、元天皇の離宮ということもあり、とても落ち着いた空間になっています。
京都の市街地から少し離れているということもあり、それほど観光客も居ませんでした。
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訪問した日は晴れでしたが、一面に苔が配されているので、多分雨の日のほうが境内は綺麗なんだと思います。
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・鐘楼:Shoro(Bell tower)

お寺らしく、鐘楼もありました。
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・圓通寺庭園(名勝)*:Entsu-ji Temple Garden (National Site of Scenic Beauty)*

離宮時代に造営された枯山水の平庭は、国の名勝にも指定されており、雄大な比叡山を一望できる見事な庭園です!
これ程見事な借景を維持している庭園は、本当に京都広しと言えどこの圓通寺(円通寺)ぐらいじゃないでしょうか?
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ちなみに、この見事な庭園からの景観を壊さないために、圓通寺(円通寺)の近辺に大きなビルなどを建てないよう京都の条例で守られているそうです!
いつまでもこの風景を守っていきたいものですねー!
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庭園は、杉苔と岩を配した雄大な枯山水で、比叡山の借景に溶け込むように、周りを生垣が取り囲む設計になっていますね。
このデザインにより、庭園から比叡山までの遠近感が狂い、一枚の絵画を見ているような錯覚を覚えるんだとか。
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確かに、本堂の縁側から望む庭園の風景は、まるで本当に「1枚の絵画」を見ているような不思議な感覚になります。
これは是非実際に行って体験して下さい!
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ちなみに、後水尾天皇は文化人としてとても才能があった方で、この圓通寺(円通寺)の庭園だけではなく、その後修学院離宮なんかも造った凄い人です。
興味のある方は、修学院離宮にも訪問してみて下さいねー。

5.圓通寺(円通寺)の動画・写真

■Flickr:圓通寺:Entsu-ji(20181122)
圓通寺:Entsu-ji(20181122)

■Youtube:圓通寺(京都市左京区)の境内:Precincts of Entsu-ji temple (Sakyo Ward, Kyoto, Japan)

6.圓通寺(円通寺)の御朱印

御朱印の墨書きは、ご本尊の「聖観音(しょうかんのん)」。受付で頂くことができます。
観音様のお姿が朱印になっているのは、とても珍しいですね。基本的に書置きのみが頂けるようです。
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7.圓通寺(円通寺)の行き方・アクセス方法

圓通寺(円通寺)の最寄り駅は「京都市営地下鉄烏丸線 北山駅」か「叡山電鉄鞍馬線 京都精華大前」です。
また、「京都市営地下鉄烏丸線 国際会館駅」からバスで行くことも出来ます。

北山駅からは徒歩約30分かかります。
タクシーを使うか、国際会館駅からバスを使うのもおすすめです。

  乗換え案内

■大阪駅→京都市営地下鉄烏丸線 北山駅のルート例
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■なんば駅→京都市営地下鉄烏丸線 北山駅のルート例
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■京都駅→京都市営地下鉄烏丸線 北山駅のルート例
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■京都市営地下鉄烏丸線 北山駅から歩く場合(約1.8km 30分)

■京都バス 自動車教習所前から歩く場合(約600m 10分)

■国際会館駅からバスで行く場合

  バス乗換え案内


バス会社:京都バス
行先・系統:46系統[北大路駅前行]
乗車バス停:国際会館駅前[乗り場2]
降車バス停:自動車教習所前
運賃:160円
所要時間:約5分

■タクシーで行く場合

京都駅から:約3,650 (約10)
国際会館駅から:約770円(約5分)
北山駅から:約850円(約5分)

・タクシー運転手に行き先を告げたい場合
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・タクシーを呼びたい場合
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[タクシー配車連絡先: 京都駅周辺]

8.圓通寺(円通寺)周辺のホテル検索・予約

いかがでしたか?

是非一度足を運んで見て下さい!!

それでは楽しい旅を!( *´艸`)

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