京都のお寺:高桐院(こうとういん)の見どころと行き方

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    臨済宗の大本山である大徳寺(だいとくじ)は、京都市北区にある寺院です。

    京都でも有数の規模と大きさを誇るこの大徳寺には、現在24もの塔頭(たっちゅう)があります。

    現在大徳寺の中で常時拝観可能な塔頭は、龍源院瑞峯院、大仙院、高桐院の4箇所です。

    今回はその塔頭の1つである、高桐院(こうとういん)に行って来ました!

    旅行者にお薦めしたい場所の一つとしてミシュラングリーンガイド★にも登録されています。

    ここは肥後細川家の菩提寺であり、戦国時代の名将・細川忠興(ほそかわただおき)とその妻・細川ガラシャが眠る場所でもあります。

    細川ガラシャと言えば、裏切り者と揶揄された明智光秀の娘であり、キリスト教への改宗や戦国時代の波に翻弄されながらも、自分の信念に殉じた女性として、戯曲「強き女」のモデルとされたほど有名な女性ですね。

    「強き女が安らかに眠る墓所」

    今回はそんな高桐院の見どころと行き方を記事にしました。

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    目次

    1. 高桐院の歴史
    2. 高桐院について
    3. 参拝の注意点
    4. 高桐院の見どころ
    5. 高桐院の動画・写真
    6. 高桐院の御朱印
    7. 高桐院の行き方・アクセス方法
    8. 高桐院周辺のホテル検索・予約

    1.高桐院の歴史

    高桐院の紹介をする前に、ちょっとこのお寺の歴史を勉強をしてみましょう。
    そうすることで、より一層楽しめると思います。(○´艸`)

    高桐院は、戦国時代に武将・文化人として優れた功績を残した細川藤考(ほそかわふじたか)を弔うために、その長男であり、肥後細川家の初代当主・細川忠興(ほそかわただおき)によって1601年に建立されました。
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    このお寺で覚えておきたいキーワードは「細川忠興とその妻ガラシャ」。

    戦国時代では数奇な運命をたどった夫婦として有名なので、ご存知の方も多いかと思います。

    細川忠興は、一貫して時の有力者を支える存在として有名な武将でした。
    仕官先は、足利義昭織田信長豊臣秀吉徳川家康、とまさにその時代の最有力の人物ばかりですね。

    そんな忠興は、当代きっての茶人としても有名で、千利休(せんのりきゅう)の高弟にあたる利休七哲(りきゅうしちてつ)の一人としても数えられています。
    よって、高桐院の客殿や書院には利休好みの侘び・寂びを体現した茶室が設けられているんですね。
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    1578年、忠興は時の有力者の一人であった明智光秀の三女であった明智玉(あけちたま)(後の細川ガラシャ)を正室に迎えます。

    明智光秀の三女というのがポイントで、夫である細川忠興は「明智光秀の謀反によって、本能寺の変で自害した織田信長」に仕えていました。

    その後明智光秀は、天下を取るために細川忠興に味方につくよう説得しましたが、忠興は信長への忠誠を貫き拒否したんですね。
    光秀としては、まさか自分の娘を嫁がせた先に拒否されるとは!って感じでしょうね・・・。

    明智光秀が山崎の戦いで豊臣秀吉に敗れた一番の理由は、この忠興を味方にできなかったことだと言われています。

    ただ、その際に、妻であったガラシャは、光秀の娘という立場もあり一時的に山中に幽閉されてしまいます。

    うーん、なんだか大変ですね!

    その後、病弱な自分の子供の無事を祈るためにキリスト教に改宗したガラシャですが、夫の主君である秀吉がキリスト教や南蛮貿易を禁じるバテレン追放令を出してしまいます。
    そのため、ガラシャは夫の忠興にはキリスト教への改宗を伝えられなかったといいます。

    愛する夫の立場と子供のために信じたキリスト教。

    キリスト教弾圧の時代、この板ばさみの立場はさぞかし大変だったでしょうね・・・。

    そんな中起こったのが、1600年の関ヶ原の戦い

    忠興は東軍である徳川家康の側として、上杉家の征伐のために会津征伐に向かいます。
    その虚をつかれ、ガラシャが留守を守っていた細川邸が、西軍の石田光成により攻め込まれます。

    その際ガラシャは人質となることを拒み、夫である忠興と細川家の名誉のために死を選びました。

    (この時代、留守を守る妻などが人質にとられた場合、死を選ぶことが武士の妻の誉れと思われていました・・・。)

    この「死を選ぶ」というのもポイントで、実はガラシャが信仰するキリスト教では自殺は禁忌とされています。
    そのため「死を選ぶ」という選択肢そのものが、キリスト教徒ではまずありえない選択肢だったんですね。

    そのため、最後は家老であった小笠原秀清がガラシャの介錯をしたそうです。

    「キリスト教徒である自分」と「名門細川家の正室」としての立場の苦しさを感じますね。

    しかし、ガラシャは見事にその両方を立てるために、介錯をしてもらう形で自分の命を差し出したんですね・・・。

    まさに「強き女」を体現するエピソードです。

    ちなみにガラシャの遺骨は、その後キリスト教の神父・ニェッキ・ソルディ・オルガンティノにより拾われ、大阪・堺にあるキリシタン墓地に埋葬されます。
    会津征伐から戻った忠興はガラシャの死を大変悲しみ、キリシタン墓地に埋葬されたことを知ると、キリスト教形式での教会葬を依頼するなど、ガラシャの信じたキリスト教に配慮をしたと言われています。
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    ガラシャにとっては、ようやく「愛する夫」と「子供のために信じたキリスト教」の両立が認められた瞬間だったのかも知れませんね。

    そんな数奇な運命をたどった細川忠興とガラシャは、今この高桐院の「一つの同じ墓所」で仲睦まじくひっそりと安らかに眠っています。

    おしまい。


    2.高桐院について

    開門時間:9:00~16:30
    参拝料:大人400円 中学生300円 子供200円
    住所:〒603-8231 京都府京都市北区紫野大徳寺73-1
    連絡先:075-492-0068
    創建:1601年
    開基:細川忠興
    宗派:臨済宗大徳寺派
    ご本尊:釈迦如来

    高桐院(こうとういん)は、京都府京都市北区にある臨済宗大徳寺派の寺院です。
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    大徳寺の中にある、常時拝観可能な塔頭のうちの一つです。
    (ただし、平成29年6月7日~平成31年3月31日まで屋根工事のため拝観休止とのことです。)
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    旅行者にお薦めしたい場所の一つとしてミシュラングリーンガイド★にも登録されているんですよ!
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    肥後細川家の菩提寺であり、戦国時代の名将・細川忠興(ほそかわただおき)とその妻・細川ガラシャが眠る場所でもあります。
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    拝観料金は大人400円です。
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    それでは高桐院の見どころを見て行きましょう!d(*゚ー゚*)
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    3.参拝の注意点

    ・一脚や三脚などの利用は禁止です。

    ・神社やお寺の正式な参拝方法は以下の記事を参考にしてくださいね。


    4.高桐院の見どころ

    *のついている見どころは有料エリアです。


    ・参道:Approach to the temple

    高桐院はこの参道がとても美しいことで有名ですね!
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    夏は青もみじ、秋は紅葉が参道を彩ります。
    どの季節に行っても美しい景色が出迎えてくれますよ。(○´艸`)
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    ・庫裏*:Kuri*

    こちらが庫裏(くり)です。
    入口で拝観の受付を行います。
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    ・本堂*:Hon-do hall*

    こちらが本堂(ほんどう)です。
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    明治時代の廃仏毀釈で一度取り壊されており、現存の建物は明治時代に細川護立が寄進したものだそうです。
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    縁側が開放されているので、庭園を見ながらゆっくりと過ごすことが出来ます。d(*゚ー゚*)
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    ・蓬莱(茶室)*:Horai(tea room)*

    こちらが茶室の蓬莱(ほうらい)です。
    裏千家の13代にあたる円能斎(えんのうさい)好みと伝えられています。
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    ・庭園「楓の庭」*:Garden of the maple*

    本堂の南側の庭園は通称「楓(かえで)の庭」と呼ばれています。
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    その名前の通り、一面に楓が植えられており、一年中色とりどりの趣を見せてくれます。
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    ・意北軒(書院)*:Ihoku-ken(Shoin hall)*

    こちらが書院(しょいん)です。
    西側に面する建物は、意北軒(いほくけん)と呼ばれており、茶の巨匠である千利休の邸宅を移築したものと伝えられています。
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    「意北」とは「心寂しい=簡素」という意味があるそうで、その名の通り、建物内は千利休の「わび・さび」を体現した造りになっていますね。
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    ・松向軒(茶室)*:Shoko-ken(tea room)*

    こちらが茶室の松向軒(しょうこうけん)です。
    豊臣秀吉が開いた有名なお茶会である、北野大茶会(きたのだいさのえ)の際に作られた松向庵という建物を移築したそうです。
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    ・細川忠興・ガラシャの墓所*:(Grave of Tadaoki HOSOKAWA and Gracia HOSOKAWA)*

    庭園の西側の奥には細川忠興とガラシャの墓所があります。
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    墓標である石灯籠は、笠の後方が欠けているため、「欠灯籠」とも呼ばれています。
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    細川家の菩提寺らしく、奥には細川家歴代の墓があります。kotoin-23

    5.高桐院の動画・写真

    ■Flickr:高桐院:Koto-in temple (20161007)

    高桐院:Koto-in temple (20161007)


    6.高桐院の御朱印

    御朱印の墨書きは、寺名である「高桐院(こうとういん)」。
    御朱印は入口で頂くことができます。(300円)
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    7.高桐院の行き方・アクセス方法

    高桐院の最寄り駅は「京都市営地下鉄烏丸線 北大路駅」です。
    (京都駅からバスで行くことも出来ます。)

      乗換え案内

    ■大阪駅→北大路駅のルート例
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    ■なんば駅→北大路駅のルート例
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    ■京都駅→北大路駅のルート例
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    ■北大路駅から徒歩で行く場合

    徒歩約25分(約1.3km)です。

    ■北大路駅からバスで行く場合

      バス乗換え案内

    ■[時刻表]204系統


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:204系統[金閣寺・円町行き]
    乗車バス停:北大路バスターミナル[乗り場G]
    降車バス停:大徳寺前
    運賃:230円
    所要時間:約5分


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:204系統[高野・銀閣寺行き]
    乗車バス停:北大路バスターミナル[乗り場G]
    降車バス停:大徳寺前
    運賃:230円
    所要時間:約5分

    ■[時刻表]206系統


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:206系統[京都駅行き]
    乗車バス停:北大路バスターミナル[乗り場G]
    降車バス停:大徳寺前
    運賃:230円
    所要時間:約5分


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:206系統[清水寺・京都駅行き]
    乗車バス停:北大路バスターミナル[乗り場G]
    降車バス停:大徳寺前
    運賃:230円
    所要時間:約5分

    ■京都駅からバスで行く場合

      バス乗換え案内

    [時刻表]206系統


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:206系統[大徳寺・北大路バスターミナル行き]
    乗車バス停:京都駅前[乗り場A3]
    降車バス停:大徳寺前
    運賃:230円
    所要時間:約35分

    ■タクシーで行く場合

    京都駅から:2,770円 ~ 3,360円 (約20)
    祇園四条駅から:2,450円 ~ 2,960円(約20分)

    ・タクシー運転手に行き先を告げたい場合
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    ・タクシーを呼びたい場合
    taxi-call

    [タクシー配車連絡先: 京都駅周辺]


    8.高桐院周辺のホテル検索・予約

    いかがでしたか?

    それでは楽しい旅を!( *´艸`)

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