アヲハタジャムデッキは、広島県竹原市にある「ジャム作り体験/工場見学」ができる施設です。

アヲハタは、言わずと知れたジャム業界のトップブランド!

日本初の甘さを抑えた低糖度ジャム「アヲハタ55ジャム」で有名ですね。

なんと「低糖度ジャムの市場」では「約70%」という圧倒的なシェアを獲得しているそうです。

「そんなアヲハタジャム、一体どのようにして作ってるんだろう?」

そんな疑問に答えるべく、アヲハタにはジャムデッキという工場見学やジャム作り体験ができる施設があります。

しかもこの施設、「うさぎ島」で有名な「大久野島」に近く、ついでに行けちゃうのも大きなポイント!

ということで行ってきましたアヲハタジャムデッキ!


アヲハタジャムデッキについて

■Webサイト

■詳細情報

住所:〒729-2316 広島県竹原市忠海中町1丁目2-43
電話:0846-26-1550
営業日:火曜日〜土曜日(9:30〜16:30)
料金:800円(ジャム作り体験1セット)/無料(工場見学のみ)
予約受付時間:営業日の9:00〜18:00
駐車場:7台


アヲハタジャムデッキ外観02

アヲハタジャムデッキは、広島県竹原市忠海という場所にある「ジャム作り体験/工場見学」ができる施設です。

広島県はともかく、た・・・竹原市忠海ってどこ?

はい、なんだかあまり聞きなれない場所ですよね。


忠海港フェリー乗り場

実はここ、あのうさぎの島で有名な「大久野島(おおくのしま)」のフェリー乗り場がある場所なんです。

フェリー乗り場とアヲハタジャムデッキは歩いてたったの1分!

なので、ジャムデッキを訪れる場合は、「うさぎ島/大久野島」を一緒に楽しむことをおすすめします!

ちなみに、私たちも当然ジャムデッキのあとに「大久野島」を訪れましたよ!


アヲハタジャムデッキのアップ画像

「JAM★DECK」の名前には、「美味しさ(Delicious)」を「発見(Discovery)」し「感動(Emotion)」と「創造(Creative)」を体験しながら、よりアヲハタのことを「知って(Knowledge)」もらう「場所(DECK)」という想いが込められているんだとか!

素敵ですねー。


アヲハタジャムデッキ-パンフレット

工場見学だけなら「無料」、工場見学+ジャム作り体験の場合は「800円(1セット)」です。

完全予約制なので、事前の予約が必須!

ジャム作り体験には、イチゴ/オレンジマーマレード/ブルーベリーの3種類があります。

これ、「その日一番最初に予約した人」がジャムの種類を選べる仕組みになっています!

ので、作りたいジャムを選びたい場合は、予約状況カレンダー「コース選択可能」とある日程ならば、自分で好きなジャムを選べますよ!

私たちの予約日は、すでに「オレンジマーマレード」に決まっていました。

では、さっそく「ジャム作り体験/工場見学」を振り返ってみたいと思います!

ジャム作り体験/工場見学レポート

今回私たちは、「ジャム作り体験/工場見学コース(約2時間30分)」に行ってきました。

工場見学だけなら約1時間30分ぐらいとのことでした。

体験には「エプロン」が必要なので、忘れずに持って行きましょう!

ジャム作り体験/工場見学の流れ

訪問~入館

今回私たちは、当日午後にうさぎ島(大久野島)に行きたかったため、「9:30開始」のジャム作り体験/工場見学を予約しました!

本来は前泊すべき時間なのですが、都合つかず当日の朝5:00に大阪を出発!

いやほんと、眠かった・・・。


アヲハタジャムデッキ-外観

9:00ごろに無事現地に到着、大阪からは車で約4時間でした。

海の近くに建つ、青と水色のパステル調のデザインがとても可愛らしい建物ですね!

施設には7台分の駐車場があるので、車で訪れても安心です。


アヲハタジャムデッキ-注意事項

受付の時間は、午前は9:10、午後は13:10でした。

ジャム作り体験/工場見学は9:30~なので、それまでに受付を済ませます。


アヲハタジャムデッキ-入館証

入口で受付を済ませると入館証をゲット!

今回は私たちを含め、合計4組10人が参加されていました。


アヲハタジャムデッキ-ロッカー

施設内にはロッカーが完備されていました。

ジャム作り体験や工場見学時に邪魔な荷物はここに入れておきましょう。

ちなみにカギをかけるには100円が必要ですが、開けると戻ってきました。

ジャムデッキ探検

受付から開始までちょっと時間があったので、ジャムデッキ内部を探検してみました!

ジャムデッキ-情報の木

ジャムデッキ内部には、アヲハタやジャムに関する様々な情報がデコレーション表示されていました。


アヲハタジャムデッキ-ヒストリー

こちらはアヲハタジャムの歴史。なんと1930年代から販売されていたんですね。

当時は今のようなビン詰めではなく、缶詰で出荷されていたそうです。


アヲハタジャムデッキ-商品一覧

こちらは現在の「アヲハタ55ジャムシリーズ」のプロダクト一覧。

55ジャムシリーズだけでもこれだけの種類があるんですねー。


アヲハタジャムデッキ-交流スペース

こちらは海に面した交流スペース。

忠海港を見ながらゆっくりできる、とても素敵な場所でした!


アヲハタジャムデッキ-エプロン

そうこうしているうちに「ジャム作り体験を始めまーす!」の号令が。

持参したエプロンをつけて、ジャム作り体験を行う「ジャム工房」に向かいます!

わくわく!

ジャム作り体験(ジャム工房)

アヲハタジャムデッキジャム-ジャム工房内部

ジャム作り体験は、この「ジャム工房」で行います。

1組づつ独立したキッチンになっており、他の人に気兼ねすることなく体験ができるのは嬉しいですね!


アヲハタジャムデッキジャム-ジャム作り体験01

キッチンには、ジャム作りに必要な材料や機材があらかじめセットされていました。

この材料を使って小瓶4つ分のジャムを作っていきます。

アヲハタは低糖度のジャムで有名ですが、このジャム作り体験に関しては、衛生面を考えて昔ながらの甘いジャムを作るんだそうです。

てことで、お砂糖の量がものすごいことに・・・w


アヲハタジャムデッキジャム-ジャム作り体験02

まずは、マーマレードの材料であるオレンジをお鍋に投入!

温めながらかき混ぜていきます。

オレンジのさわやかな匂いが部屋に充満して、早くもお腹が空いてきました!


アヲハタジャムデッキジャム-ジャム作り体験03

お次はこれでもか!というくらいの大量のお砂糖を投入。

お砂糖には強力な防腐効果があるので、昔からフルーツをジャム(砂糖漬け)にして保存していたんですね。


アヲハタジャムデッキジャム-ジャム作り体験04

また、ジャムの粘り気を出すためにペクチンという添加物も入れていきます。


アヲハタジャムデッキジャム-ジャム作り体験05

お次は、風味付けとジャムを固めるためのレモン果汁を投入。

こうすることで、ぐっとジャムのとろみが増した気がします!


アヲハタジャムデッキジャム-ジャム作り体験06

そしてジャム作りの最大のポイントである「糖度」を糖度計で測ります。

指定された糖度になるまでジャムを煮詰め、水分を飛ばしていくんですね。

ジャム作り自体は家で何度もやったことはあったんですが、糖度計は使ったことがなかったんで新鮮な体験でした!


アヲハタジャムデッキ-ジャム作り体験07

糖度計を使ってちょうど良い糖度になれば、いよいよ瓶詰です。

瓶のデザインはジャム作り体験のオリジナル!

しかも季節によって違うデザインだそうで、コンプリ―トするために季節ごとに訪れる人もいるんだとか!


アヲハタジャムデッキ-ジャム作り体験08

やけどに注意しながら、できたてあつあつのジャムを瓶詰めしていきます!

分量はあらかじめ決められているので、ちょうど小瓶で4つ分のジャムが出来上がります。

かなりどろっとしているので、ちゃんと入れるのが何気に難しかったり・・・。


アヲハタジャムデッキ-ジャム作り体験09

瓶詰めが終わったら、裏返しにしてフタを閉めてから自然冷却していきます。

こうすることで、瓶の内部の空気が自然に抜けて真空に近くなるんだとか!

なので、出来上がったジャムの賞味期限は未開封の状態で「1年間」

この冷却時間を使って、次の「ビデオ鑑賞/工場見学」に移ります。

ビデオ鑑賞(ジャムシアター)

アヲハタジャムデッキ-ジャムシアター

手作りジャムが冷えるのを待つ間に、ジャムデッキ中央のジャムシアターでビデオ鑑賞します。

ここでは、「ジャムの歴史」や「ジャム工場」のアニメーション動画が上映されました。

ビデオ鑑賞のあとは、工場見学に移ります。

工場見学

アヲハタジャムデッキ-工場見学

ビデオ鑑賞の後は、ジャムデッキの横にあるアヲハタジャム工場に移動して工場見学を行います。

工場見学ルートはすべて写真・動画撮影が禁止でした。

アヲハタ55ジャムをはじめ、当日稼働している製造ラインで、原料の配合から充填、密封や包装などの一連の工程を見ることができましたよ!

試食/お土産(ジャムショップ)

アヲハタジャムデッキ-試食01

工場見学からデッキに戻ってくると、試食コーナーが用意されていました。

試食!待ってました!

訪問した日は全部で6種類のジャムが用意されていました。


アヲハタジャムデッキ-試食02

こんな感じで試食用のパンが用意されており、自由に食べることができます!


アヲハタジャムデッキ-ショップ

デッキの奥にはお土産コーナー(ジャムショップ)があり、試食して美味しかったジャムを買うことも出来ます!

このジャムデッキにしか置いていない特別なジャムなんかもありましたよ!


アヲハタジャムデッキ-お土産

試食が終わると、冷やしていた「手作りジャム」と、「アヲハタ55ジャム」「ポーションジャム」を今回のお土産として頂きました!

800円でこれだけ楽しめて、お土産もたくさんもらえて大満足です!

ジャムデッキカフェ/記念撮影

アヲハタジャムデッキ-ジャムデッキカフェ01

ジャムデッキには、ジャムデッキカフェが併設されており、休憩時間や体験終了後に自由に利用することができました。


アヲハタジャムデッキ-ジャムデッキカフェ02

大久野島へ行くフェリーの出航時間に余裕があったので、このカフェでのんびり時間調整をしました!


アヲハタジャムデッキ-記念撮影01

ジャムデッキカフェには、アヲハタジャムの特大パネルが用意されており自由に記念撮影することができました!


アヲハタジャムデッキ-記念撮影02

ジャム作り体験の記念にパシャリ!

インスタ映えに使えそうな特大パネルですねw


終了したのは12:00くらい、全行程で約2時間30分でした。

注意点として、この体験後にうさぎ島「大久野島」へ行く場合、忠海港発「12:00」のフェリーには絶対に間に合いません。

「12:20(土曜日)」「14:05(平日)」のフェリーを利用しましょう。


アヲハタジャムデッキの予約方法

ジャム作り体験/工場見学は完全予約制です!

また、「電話」での予約受付が必須です!(FAXやインターネットでの予約受付はしていません。)


■予約案内サイト

■予約電話番号

0846-26-1550

■予約方法

aohata-res-04-02

Image 6 of 9

アヲハタジャムデッキへの行き方/アクセス方法

アヲハタジャムデッキの最寄り駅は「JR呉線 忠海駅」です。


■「大阪方面」から電車で行く場合

新幹線で「三原駅」まで行き、JR呉線に乗り換えて「忠海駅」まで行きます。

  乗換え案内

新大阪駅」→「忠海駅」の電車ルート例

ohkunoshima-36_jp

■「三原駅」での乗り換え方法

ohkunoshima-35_jp

ohkunoshima-38_jp

■「忠海駅」から「アヲハタジャムデッキ」まで徒歩で行く場合


■タクシーで行く場合

三原駅から:約5500

・タクシー運転手に行き先を告げたい場合

aohata-htg-07

・タクシーを呼びたい場合

[タクシー配車連絡先(三原駅周辺)]


うさぎの島「大久野島」とセットで楽しもう!

「アヲハタジャムデッキ」に行くなら、近くにあるうさぎの島「大久野島」も一緒に楽しんでみませんか?

私たちは、以下のようなスケジュールで「アヲハタジャムデッキ」と「大久野島」の両方を楽しんでいます。

日帰りの場合は、うさぎが元気な午前中に大久野島を訪問できる「プランB」がおすすめです!


【プランA】「ジャムデッキ」→「大久野島」

先に「ジャムデッキ」に行ってから、「大久野島」を楽しむプランです。

日帰りでも、最低2時間以上は「大久野島」に滞在できます。

ただ、個人的には「大久野島の休暇村」に宿泊することをおすすめします!

「休暇村 大久野島」 宿泊予約はこちらをクリック!

9:30→12:00 ジャム作り体験/工場見学
12:20→12:35(土曜日) 忠海港→大久野島
14:05→14:19(平日)
大久野島滞在
16:30→16:45
(17:16→17:30)
18:15→18:30
19:15→19:30
大久野島→忠海港
(17:16発は11月~1月の間は運航しません。)

*日曜日/祝日は「ジャムデッキ」の休業日です。


【プランB】「大久野島」→「ジャムデッキ」プラン

先に「大久野島」に行ってから、「ジャムデッキ」を楽しむプランです。

日帰りでも、最低3時間ほどは「大久野島」に滞在できます。

ただ、こちらも個人的には「大久野島の休暇村」に宿泊することをおすすめします!

「休暇村 大久野島」 宿泊予約はこちらをクリック!

7:40→7:55
8:30→8:45
忠海港→大久野島
大久野島滞在
11:40→11:55(平日) 大久野島→忠海港
12:45→13:00(土曜日)
13:30~16:00 ジャム作り体験/工場見学

*日曜日/祝日は「ジャムデッキ」の休業日です。

周辺のホテル検索/予約

日時を選択してクリックすれば、アヲハタジャムデッキがある広島県竹原市周辺のホテルの「最安プラン」を自動的に検索します


いかがでしたか?

それでは楽しい旅を!( *´艸`)