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般若寺(はんにゃじ)は、奈良市北部・奈良坂(奈良きたまち)にある、真言律宗の寺院です。

般若寺の創建については、正史にその記載がなく、創立者についても諸説あり、正確な出自が謎に包まれたお寺です。
しかし、般若寺の境内からは奈良時代のものと思われる古い瓦が出土しており、742年の正倉院文書に般若寺の名が書かれていることから、この寺が奈良時代に存在していたことは確かだと言われており、とても古い歴史をもつお寺です。

このお寺の見どころはなんといっても秋のコスモス!!

「コスモス寺」として有名なこのお寺は、境内一面にコスモス畑が広がる光景が圧巻です。

コスモスは毎年9月下旬から11月上旬が見ごろを迎えます。

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Contents:

  1. 般若寺について
  2. 般若寺のコスモス
  3. 般若寺の見どころ
  4. 般若寺の御朱印
  5. 般若寺の行き方・アクセス方法

1.般若寺について

般若寺(はんにゃじ)は、奈良市北部・奈良坂(奈良きたまち)に位置する真言律宗の寺院。山号は法性山、本尊は文殊菩薩。コスモス寺の名で知られる。
般若寺は東大寺大仏殿正倉院の北方、奈良坂と呼ばれる登り坂を登りきった地点に位置する。
般若寺門前を南北に通る道は「京街道」と呼ばれ、大和(奈良県)と山城(京都府)を結ぶ、古代以来重要な道であった。この道はまた、平城京の東端を南北に通っていた東七坊大路(東大寺と興福寺の境をなす)の延長でもある。
引用(citation):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%AC%E8%8B%A5%E5%AF%BA

開門時間:9:00~17:00
参拝料:500円(大人),200円(中高生),100円(小学生)
住所:〒630-8102 奈良県奈良市般若寺町221
連絡先:0742-22-6287

般若寺の名称は、般若経(はんにゃきょう)からきていると言われています。
そのため、このお寺のご本尊は般若経と関わりの深い文殊菩薩(もんじゅぼさつ)です。
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秋に満開を迎えるコスモスで特に有名なこのお寺は、「関西花の寺第17番霊場」でもあります。
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参拝料は500円(大人)です。
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2.般若寺のコスモス

般若寺の一番の見どころは秋に満開を迎える境内一面のコスモス畑です!

例年9月下旬~11月初旬に見ごろを迎えますよ!

■Youtube:奈良のコスモス寺:般若寺(Hannya-ji Temple which is famous as cosmos temple in Nara.) 

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見ごろを迎えた境内は、コスモスの花で埋め尽くされます!
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一色ではなく、様々な色のコスモスの花が咲き乱れる様はとても綺麗ですね!!
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3.般若寺の見どころ

コスモスに目が行きがちですが、このお寺には古い歴史があり様々な見どころがあります。
このお寺で見ておくべきポイント!は以下の通りです。

●楼門(国宝)

般若寺の入口に立てられている楼門は、鎌倉時代の建立で、国宝に指定されています。
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本堂などの建築物が国宝に指定されていることは多いですが、楼門が国宝に指定されている、というのは全国的にも珍しいです。
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●本堂(奈良県指定文化財)

本堂は、1667年に建立された建物です。
本尊である文殊菩薩が安置されています。
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建築様式は入母屋造、本瓦葺きです。
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本堂の手前に置かれている石灯籠は、「般若字型(はんにゃじがた)」と呼ばれる独特の形の燈篭です。
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本堂の手前に置かれている水かけ地蔵尊と手水石船です。
このお寺は「」に関連する遺構が多いですね!!
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●十三重石塔(重要文化財)

高さ12.6mあるこの石塔は、般若寺の信仰の中心として崇められています。
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その名の通り、13段重ねの石塔です。
これほど大きな仏塔は珍しく、日本を代表する石塔とも言われています。
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仏塔の足元には、各方位を司る仏像が安置されています。
ちなみにですが、東が「薬師如来像」、南が「釈迦如来像」、西が「阿弥陀如来像」、北が「弥勒菩薩像」です。
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●経蔵(重要文化財)

お経の全集である一切経(いっさいきょう)を収蔵する、鎌倉時代に建立された建物です。
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●笠塔婆(重要文化財)

笠塔婆(かさとうば)は、死者を供養するために建立する卒塔婆(そとば)の一種です。
これだけ大きな笠塔婆は全国的にも珍しいそうです。
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供養の言葉が梵字で刻まれています。
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●鐘楼

1694年に建立された建物です。
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●白鳳秘仏「阿弥陀如来立像」(重要文化財)*期間限定公開

十三重石塔の軸石から発見された秘仏・阿弥陀如来立像がこのお寺の宝蔵堂に安置されています。
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特別公開期間中のみ、宝蔵堂の内部で公開されます。
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堂内は写真撮影禁止です。↓このような仏像です。↓
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●三十三所観音石像

このお寺の本堂の周りは、沢山の仏像で囲まれています。
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これらは三十三所観音石像(さんじゅうさんしょかんのんせきぞう)と呼ばれています。
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これは、西国札所三十三所観音霊場のご本尊をそれぞれ石像にしたものです。
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●かんまん石

「かんまん」という名前は、不動明王を表す「カーンマーン」という梵字からきています。
健康増進のご利益があります。
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石のてっぺんに不動明王が鎮座しています。d(*゚ー゚*)
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●力だめしの石

あなたの異性からのモテ度を試すことができる石!です。(○´艸`)
女性版、男性版に分けられています。
その石を持ち上げることができると「モテ」ます。d(*゚ー゚*)
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●大塔宮護良親王供養塔

太平記(たいへいき)で活躍した、後醍醐天皇の皇子である大塔宮護良親王(だいとうのみやもりよししんのう)の供養塔です。
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●藤原頼長公供養塔

悪左府(あくさふ)=恐怖の左大臣と恐れられた藤原頼長(ふじわらよりなが)の供養塔です。
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●三界万霊碑

三界万霊碑(さんかいばんれいひ)とは、この世のあらゆる生命あるものの霊を宿らせ、供養することを目的に建立された石碑の事を指します。
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●まかばら石

この石の名前は般若心経の一節である光明真言「オン アボキャ ベイロシャノウ マカボダラ マニ  ハンドマ ジンバラ ハラバリタヤ ウン」に由来しています。
運気上昇のご利益がありますので是非撫でて行きましょう。d(*゚ー゚*)
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何の変哲も無いと思われる石も、信仰の対象として年月が経つと立派な仏石になる!!ということを体現している場所でした。

4.般若寺の御朱印

御朱印の墨書きは「妙吉祥」です。
「妙吉祥」とはご本尊である文殊菩薩の別名です。
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5.般若寺の行き方・アクセス方法

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般若寺の最寄り駅は「JR 奈良駅」若しくは「近鉄 奈良駅」です。
駅からはバスを利用して最寄のバス停まで行きます。

  乗換え案内

■大阪(難波)からのルート例
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■大阪からのルート例
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■近鉄奈良駅→般若寺バス停

近鉄奈良駅から般若寺バス停までは約15分、運賃は210円です。

[バス時刻表]

近鉄奈良駅バス停 2番乗り場から「青山住宅行き」のバスに乗車、「般若寺バス停」で下車します。
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■JR奈良駅→般若寺バス停

JR奈良駅から般若寺バス停までは約20分、運賃は210円です。

[バス時刻表]

JR奈良駅西口バス停 11番乗り場から「青山住宅行き」or「州見台八丁目行き」のバスに乗車、「般若寺バス停」で下車します。
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■般若寺バス停→般若寺

般若寺バス停から般若寺までは徒歩約10分です。
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いかがでしたか?

是非一度足を運んで見て下さい!!

それでは楽しい旅を!( *´艸`)

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