高見島(たかみじま)は香川県の西側にある、塩飽諸島(しわくしょとう)に属する島です。
この島はその大半が山に囲まれているため、集落には沢山の坂道や石垣があります。
瀬戸内海を一望できるこの島は、その景色が素晴らしく、「男はつらいよ」や「瀬戸内少年野球団」の映画のロケ地にもなりました。
この島には都会の喧騒とは程遠い、瀬戸内の島々にあるゆっくりとした時間が流れていました。
また、この島へ行くフェリーは、猫の島の「佐柳島」にも行きます。是非一緒に観光したいですね!!
今回はそんな高見島を訪れてみました。
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Contents:
1.高見島について
滞在時間の目安:約2.5時間
約2.5時間あれば、ほぼ全てのアート作品を見学可能です。
高見島にはレンタサイクルはありませんので、徒歩での移動となります。
また、高見島は急な坂が多いので、歩きやすい靴で行くことをおススメします。
高見島の船着場。芸術祭期間中はここでボランティアの方々が島の見どころを教えてくれます。
船の到着と出発に合わせて手を振ってくれます。
こうしたさりげないおもてなしが素敵ですね。
島内は徒歩での移動となります。急な坂道も多いので歩きやすい靴で行きましょう!!
2.高見島のアート作品
ここで紹介しているのは作品の一部です。アート作品はやっぱり自分の目で見てなんぼですので、是非実際に行って鑑賞してみてください!
*写真撮影不可の作品もありますのでご注意ください。
どの作品も素敵ですが、個人的に特におススメの作品は「No.147」「No.150」「No.155」です。
- [No.147:海のテラス(野村正人:日本)]*おススメです!!
[No.147:Terrace of Inland Sea(Masahito Nomura:Japan)]*My favorite!! - [No.148:漁師と職人(田辺桂:日本)]
[No.148:Talk of a Fisherman and a Craftsman(Katsura Tanabe:Japan)] - [No.149:時のふる家(中島伽耶子:日本)]
[No.149:Time falls(Kayako Nakashima:Japan)] - [No.150:錆色の旅(若林亮:日本)]
[No.150:Journey of rust(Ryo Wakabayashi:Japan)] - [No.151:たゆたう庭(山本基:日本)]*おススメです!!
[No.151:Floating Garden(Motoi Yamamoto:Japan)]*My favorite!! - [No.152:覚悟のイロハ(後藤靖香:日本)]
[No.152:IROHAs(ABCs) of Preparedness(Yasuka Goto:Japan)] - [No.153:うつりかわりの家(中島伽耶子:日本)]
[No.153:Transition House(Kayako Nakashima:Japan)] - [No.154:よなべのみやげ(APP ARTS STUDIO:日本)]
[No.154:Souvenir of long night work(APP ARTS STUDIO:Japan)] - [No.155:除虫菊の家(内田晴之:日本)]*おススメです!!
[No.155:House of Pyrethrum(Haruyuki Uchida:Japan)]*My favorite!!
●No.147:海のテラス(野村正人:日本)]*おススメです!!
[No.147:Terrace of Inland Sea(Masahito Nomura:Japan)]*My favorite!!
この作品はカフェになっています。食事やお茶をすることが出来ますよ!!
●[No.148:漁師と職人(田辺桂:日本)]
[No.148:Talk of a Fisherman and a Craftsman(Katsura Tanabe:Japan)]
●[No.149:時のふる家(中島伽耶子:日本)]
[No.149:Time falls(Kayako Nakashima:Japan)]
室内は光が貫通しています・・・!!アクリル板と通して光を取り込んでいるんですね。
●[No.150:錆色の旅(若林亮:日本)]
[No.150:Journey of rust(Ryo Wakabayashi:Japan)]
●[No.151:たゆたう庭(山本基:日本)]*おススメです!!
[No.151:Floating Garden(Motoi Yamamoto:Japan)]*My favorite!!
こちらは作品No.147「海のテラス」の古民家の2Fに展示されている作品です。
この模様の正体は、なんと「塩」。
塩によって瀬戸内海の潮の流れや死生観を表現しているそうです。
●[No.152:覚悟のイロハ(後藤靖香:日本)]
[No.152:IROHAs(ABCs) of Preparedness(Yasuka Goto:Japan)]
こちらの作品は、今は廃校になっている高見小中学校全体がキャンバスになっています。
島の人たちの「覚悟」を表現している力強い作品ですね・・・!!d(*゚ー゚*)
●[No.153:うつりかわりの家(中島伽耶子:日本)]
[No.153:Transition House(Kayako Nakashima:Japan)]
壁に開けられた穴から差し込む光が不思議な空間を作り出していました!
外の太陽の傾きにより、この室内の光も移り変わって行くそうです。作品名の由縁ですね・・・。
●[No.154:よなべのみやげ(APP ARTS STUDIO:日本)]
[No.154:Souvenir of long night work(APP ARTS STUDIO:Japan)]
この竈では、会期前にアーティスト達がお土産の焼き物を作っていたそうです。
●[No.155:除虫菊の家(内田晴之:日本)]*おススメです!!
[No.155:House of Pyrethrum(Haruyuki Uchida:Japan)]*My favorite!!
島の一番奥の高台にある一軒の古民家。ここが「除虫菊(じょちゅうぎく)の家」です。
除虫菊とは「蚊取り線香」の原料になる、虫除けの菊です。
この家にはそんな除虫菊と蚊取り線香にちなんだアートが展示されていました。
3.高見島の風景
高見島には沢山の石垣があります。
この石垣は全て自然の石で出来ているそうです!d(*゚ー゚*)
急斜面が多いので、集落の家々の土台も全て石垣で出来ています・・・!!
島の中央にある大聖寺(だいしょうじ)は、映画「男はつらいよ 寅次郎の縁談」のロケ地として使われたお寺です。
お寺の山門は、力士像が頑張って支えています!!d(*゚ー゚*)
お寺の裏手からは、素晴らしい瀬戸内海の景色が望めます・・・。(○´艸`)
瀬戸内海の島々は、本当にどこも景色が素晴らしいですね・・・。
島の奥にある板持(いたもち)地区は、過疎が進み、現在殆ど人が住んでいないそうです。
こうした寂れた景色もまた、昔を知る、島のかけがえのない一つの風景です・・・。
4.高見島の行き方・アクセス方法
高見島には多度津港からフェリーでアクセスします。
多度津港の最寄り駅はJR多度津駅です。
JR多度津駅から多度津港へは徒歩またはタクシーで行きます。
関西方面から多度津駅へ行く方法は以下の2パターンがあります。
1:新幹線を利用する場合
所要時間:約2時間30分
料金:6,620円(自由席の場合)
2.高速バスを利用する場合
関西からは四国高速バスの「さぬきエクスプレス」がJR丸亀駅まで行きます。
3列独立シート、Wifi・コンセント完備でとても快適です。
乗車場所は、「阪急高速バス大阪梅田ターミナル(阪急三番街)」、「OCAT(大阪シティエアターミナル)」、「三宮バスターミナル」です。
高速バスの乗り場詳細は以下を参照してください。
所要時間:約4時間30分
料金:4,300円(バス)+210円(JR)
■高速バスの詳細と予約サイトはこちら
個人的には時間が許すのであれば高速バスがとても楽ちんでおススメです。
私は高速バスを利用して、丸亀駅前のホテルで1泊しました。
■JR多度津駅→多度津港
徒歩約20分です。タクシーの場合は660円(初乗り料金)だと思います。
いかがでしたか?
是非一度足を運んで見て下さい!!
それでは楽しい旅を!( *´艸`)
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