京都のお寺:「大雄院 (妙心寺塔頭)」の見どころと行き方

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大雄院(だいおういん)は、京都市右京区花園にある、妙心寺(みょうしんじ)の塔頭(たっちゅう)です。

日本最大の禅寺である妙心寺。
その妙心寺の塔頭は、境外を含めると48箇所もあるんです。

そして、この大雄院も、妙心寺の塔頭寺院のうちの一つです。

これらの塔頭のうち、退蔵院桂春院、大心院の3つの寺院が常時一般に公開されています。
この大雄院は、特別拝観期間のみ公開されます。

そのため、通常の期間にこのお寺を拝観したい場合は、「事前予約」若しくは「座禅会(毎月第一・第三土曜日)」に参加しましょう。

この小さなお寺の見どころは、「柴田是真(しばたぜしん)によって描かれた、超繊細な襖絵」。
彼の絵は、西洋画に通じる繊細さが特徴なため、日本ではなく海外で特に評価されている画家なんです。
ので、日本で彼の作品を見られる場所は、実はとても貴重なんですよ!!

「海外でこそ、その評価が高い日本画を見たければ大雄院へ!!」

今回は、そんな大雄院を訪ねました。

Contents:

  1. 大雄院の歴史を知ろう!!
  2. 親寺である「妙心寺」の歴史も知っとこう!!
  3. 大雄院について
  4. 参拝の注意点
  5. 大雄院の見どころ
  6. 大雄院の写真一覧
  7. 大雄院の御朱印
  8. 大雄院の行き方・アクセス方法
  9. 大雄院周辺のホテル検索・予約

1.大雄院の歴史を知ろう!!

大雄院の紹介をする前に、ちょっとこのお寺についての歴史を勉強をしてみましょう。
そうすることで、より一層楽しめると思います。(○´艸`)

大雄院は江戸時代1603年に、尾張藩の武将・石川光忠(いしかわ みつただ)が、妙心寺の住職であった慧南玄譲(えなんげんじょう)を招き創建されました。

石川光忠・・・!?

あまり聞きなれない名前ですが、どんな武将だったんでしょうか??

石川家は、もともと美濃国の大名の家柄でした。

彼の父親の石川光元(いしかわみつもと)は、豊臣秀吉(とよとみひでよし)に仕え、関が原の戦いの後、徳川家康(とくがわいえやす)に降ります。
ただ、石川光元は、光忠が生まれて間もなく亡くなってしまいます・・・。

光忠は幼いながらも家督を継承し、彼の父親の菩提を弔うためにお寺を創建することになりました。
それが、この「大雄院」なんです。
なので、大雄院は石川家の菩提寺、ってことになるんですね。

創建当時、彼の年齢はなんとわずか「9才」・・・!!

9歳って、今なら小学校3年生じゃないですか・・・。
家長が亡くなると、男の子だったらどんなに若くても家督を継がなければならないんですよねー。
9歳で自分の家を守る・・・、昔の日本は大変だ・・・。現代に生まれてきてヨカッタ。

石川光元<「やべぇ、幼いわが子を遺して死ぬとは・・・、我が人生に一遍の悔いありまくりやー!!」
石川光忠<「父上!!安心してください!!立派に後を継ぎます。9歳だけど!!」
石川光忠<「まずは父上の魂を弔うために立派なお寺を建てました!!やりました!!9歳だけど!!」
天国の石川光元<「うぅっ、何てえぇ子に育ったんや・・・。パパ感激!!9歳なのに!!」

ただまぁ、本人の資質だけでどうにかなるほどその時代は甘くありません。
しかーし、彼はラッキーだったことに母親が大物でした。

彼の母親はお亀の方(おかめのかた)
彼女は、光忠を生んだ後、徳川家康に見初められ、家康の側室に大出世した人物です。
(家康との年の差は何と30歳。家康がベタ惚れだったそうです。エロたぬきじじいめ・・・。ウラヤマシイ。)

そのお陰で、光忠は尾張藩に一万三千石で召し抱えられることとなり、重臣となることができましたとさ!!

お亀の方<「ちょっと家康はん、うちの子とってもええ子なんどす。面倒見たってくれはります??」
徳川家康<「おぉ、お前の言う事やったら聞いたるで!!俺の家が強い尾張藩で面倒見たるわ!!がはは。」

教訓:やっぱり最後に頼りになるのはいつの時代も母親ですね!!

おしまい。

2.親寺である「妙心寺」の歴史も知っとこう!!

大雄院の歴史だけではなく、親寺である「妙心寺」の歴史にも興味がある人は以下の記事を見てくださいね!!

3.大雄院について

開門時間:10:00 ~ 16:00
参拝料(特別拝観期間):600円
参拝料(予約拝観):1,000円

参拝料(座禅体験):1,500円
住所:〒616-8035 京都府京都市右京区花園妙心寺町52
連絡先:075-463-6538
創建:1603年
開基:石川光忠(いしかわ みつただ)
宗派:臨済宗妙心寺派
ご本尊:釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)

大雄院(だいおういん)は、京都市右京区花園にある、妙心寺(みょうしんじ)の塔頭(たっちゅう)です。
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この大雄院は、特別拝観期間のみ公開されます。
そのため、通常の期間にこのお寺を拝観したい場合は、「事前予約」若しくは「座禅会(毎月第一・第三土曜日)」に参加しましょう。
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客殿には、江戸末期から明治初期の蒔絵師・画家、柴田是真(しばたぜしん)によって描かれた襖絵が飾られています。
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彼の絵は、西洋画に通じる繊細さが特徴なため、日本ではなく海外で特に評価されている画家なんです。
ので、日本で彼の作品を見られる場所は、実はとても貴重なんですよ!!
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妙心寺に観光に行く際は、大雄院やその他の塔頭も一緒に巡ることをおススメします!!
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それでは、大雄院の見どころを見ていきましょう!!
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4.参拝の注意点

・大雄院は、特別拝観期間のみ公開されます。

・通常の期間にこのお寺を拝観したい場合は、「事前予約(問い合わせフォーム or 電話:075-463-6538)」若しくは「座禅会(毎月第一・第三土曜日)」に参加しましょう。

・建物の内部の写真撮影は禁止です。

・一脚や三脚などの利用は禁止です。

・神社やお寺の正式な参拝方法は以下の記事を参考にしてくださいね。


5.大雄院の見どころ

*のついている見どころは有料エリアです。

●表門:Omote-mon (gate)

こちらがお寺の入口にあたる、表門(おもてもん)です。
お寺の創建時の1603年に建てられた建築物の中で、唯一この門だけが当時のまま残されています。
京都指定登録文化財に指定されています。
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●庫裏*:Kuri*

こちらが京都指定登録文化財に指定されている、庫裏(くり)です。
庫裏には、住職の住居や台所の役割があります。
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●客殿・書院*:Kyaku-den・Shoin*

客殿(きゃくでん)及び書院(しょいん)は、江戸時代1726年に再建されています。
どちらも、京都指定登録文化財に指定されています。
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玄関から入って手前が客殿、奥が書院になっています。
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客殿には、江戸末期から明治初期の蒔絵師・画家、柴田是真(しばたぜしん)によって描かれた襖絵が飾られています。
また、奥の書院には、江戸時代後期の画家、土岐済美(ときざいみ)によって描かれた「山水図襖絵」が飾られています。
(写真はパンフレットより抜粋。)
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●庭園*:The garden*

客殿の南側には、日本庭園が広がっています。
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異なる色の杉苔砂苔を上手に配置した、枯山水庭園様式ですね!!
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また、形が異なる三基の灯篭も見どころの一つですよ!!
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また、庭園の奥は小さいながらもしっかりした、池泉回遊式の庭園になっています。
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6.大雄院の写真一覧

■Flickr:大雄院:Daio-in(20170220)

大雄院:Daio-in(20170220)

7.大雄院の御朱印

大雄院の御朱印の墨書きは、ご本尊の「釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)」です。
御朱印は入口の受付で頂く事が出来ます。(300円)
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8.大雄院の行き方・アクセス方法

大雄院への行き方・アクセス方法は以下の通りです。
(大雄院は、妙心寺の境内にあります。)

大雄院の最寄り駅は「JR 花園駅」若しくは「嵐電 北野線 妙心寺駅」です。
(「京都駅」、「阪急 河原町駅」、「京阪 祇園四条駅」からバスで行くことも出来ます。)

  乗換え案内

■ルート例(大阪駅→JR 花園駅)
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■ルート例(なんば駅→JR 花園駅)
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■ルート例(京都駅→JR 花園駅)
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■JR 花園駅から徒歩で行く場合

徒歩約6分(400 m)です。

■嵐電 北野線 妙心寺駅から徒歩で行く場合

徒歩約5分(300 m)です。

■京都駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

・京都駅前[乗り場D3]

26系統[北野白梅町 御室仁和寺・山越行き]


バス会社:京都市バス
行先・系統:26系統[北野白梅町 御室仁和寺・山越行き]
乗車バス停:京都駅前[乗り場D3]
降車バス停:妙心寺北門前
運賃:230円
所要時間:約42分

■阪急 河原町駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

・四条河原町[乗り場A 南行き]

10系統[北野天満宮 御室仁和寺・山越行き]


バス会社:京都市バス
行先・系統:10系統[北野天満宮 御室仁和寺・山越行き]
乗車バス停:四条河原町[乗り場A 南行き]
降車バス停:妙心寺北門前
運賃:230円
所要時間:約43分

・四条河原町[京都バス乗り場]

63系統[嵐山・苔寺 すず虫寺行き]


バス会社:京都バス
行先・系統:63系統[嵐山・苔寺 すず虫寺行き]
乗車バス停:四条河原町[京都バス乗り場]
降車バス停:妙心寺前
運賃:230円
所要時間:約34分

65系統[有栖川行き]


バス会社:京都バス
行先・系統:65系統[有栖川行き]
乗車バス停:四条河原町[京都バス乗り場]
降車バス停:妙心寺前
運賃:230円
所要時間:約34分

■京阪 祇園四条駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

・四条京阪前[乗り場C]

10系統[北野天満宮 御室仁和寺・山越行き]


バス会社:京都市バス
行先・系統:10系統[北野天満宮 御室仁和寺・山越行き]
乗車バス停:四条京阪前[乗り場C]
降車バス停:妙心寺北門前
運賃:230円
所要時間:約40分

■タクシーで行く場合

京都駅から:2,610円 ~ 3,210円(約20分)
京阪 祇園四条駅から:2,450円 ~ 2,910円(約15分)

・タクシー運転手に行き先を告げたい場合
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・タクシーを呼びたい場合
taxi-call

[タクシー配車連絡先: 京都駅周辺]

9.大雄院周辺のホテル検索・予約

いかがでしたか?

是非一度足を運んで見て下さい!!

それでは楽しい旅を!( *´艸`)

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