大人だからこそ楽しめる場所がある!
そんな大人が楽しめる社会科見学の第1弾は「サントリー山崎蒸留所」です。
京都の山崎という場所に、日本のウイスキーの原点があります。サントリー山崎蒸留所は日本初のシングルモルトウイスキーの蒸留所です。
この蒸留所では毎日ウイスキーの製造工程を見学できる工場見学を開催しており、日本はもとより海外からの観光客にもとても人気があります。
そんなサントリー山崎蒸留所の工場見学に行ってきましたのでレポートします!
また、近くにはビール製造工場である「サントリー京都ビール工場」もあります。
↓サントリー京都ビール工場の訪問レポートはこちら↓
*この記事の情報は2016年6月に訪問した際の内容です。
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Contents:
1.工場見学ツアー詳細と予約方法
工場見学ツアーは2ヶ月前から予約する事が可能です。
サントリー山崎蒸留所は「①山崎蒸留所ツアー(有料)」と「「②山崎ウイスキー館見学(無料)」」の2種類の見学ツアーを開催しています。
①については無料ですが、製造工程の見学はありません。敷地内の「山崎ウイスキー館」を自由に見学をすることができます。
②については製造工程の見学及びウイスキーの試飲が付いて1,000円/人です。ツアー時間は約80分でした。
今回は②の製造工程の見学に行ってきました。
どちらも事前の予約が必要ですので、必ず予約をしてから行きましょう。
予約は「電話」「インターネット」から行うことが可能です。
●電話から予約(9:30~17:00)*日本語、英語
075-962-1423
●インターネットから予約
2.山崎ウイスキー館
ウイスキーの歴史や作り方、歴代の原種の展示から試飲カウンターがある施設です。
この施設は無料の見学ツアーでも自由に利用することが出来ます。
内部はさながらウイスキーの博物館です。過去のウイスキー原種がずらりと並んでいます。
サントリーのウイスキーだけではなく世界中のウイスキーを知ることも出来ます。
1Fには有料の試飲カウンターがあり、100円~数千円するものまで、100種類を超えるウイスキーの試飲が可能です。テラス席もあります!
無料見学の場合や飲み足りない場合などはここで心置きなく試飲しましょう・・・(○´艸`)
3.工場見学ツアーレポート
ここからは製造工程を見学できる工場見学のツアーレポートです!
ウイスキーの製造工程は大きく分けて「①仕込み」「②発酵」「③蒸留」「④貯蔵」に分かれており、その全ての工程を見学することができました!
ちなみに、館内や製造工程は録音・録画はNGですが、写真撮影はOKです。
①仕込み
モルトウイスキーの原料である大麦を麦芽にし、麦汁を製造する工程です。
②発酵
木とステンレスの2種類の槽があり、それぞれ出来上がりの味が異なるとのことです。
③蒸留
発酵により作られた「もろみ」を2回蒸留(初留・再留)してアルコール度数の高い「ニューポット」というウイスキーの原種を作る場所です。
銅製の蒸留釜は「ポットスチル」と呼ばれていて、大きさや形状は全て異なり、異なる味のウイスキーが作られます。
④貯蔵
蒸留されたニューポットを樽に詰めて長期間熟成させる貯蔵庫です。
貯蔵庫の中はウイスキーの香りで充満しています。(お酒の弱い人にはちょっと辛いかも知れません。)
熟成させる樽にも色々な大きさと種類があります。ワイン樽もありました!ワイン樽で熟成されたウイスキーはまろやかな味わいになるそうです。(○´艸`)
⑤試飲
全ての製造工程の見学が終了すると、専用の試飲スペースでウイスキーのテイスティングを行います。
ホワイトオーク樽の原酒とワイン樽の原酒、それらがブレンドされたサントリー山崎をテイスティングします。(○´艸`)
これで製造工程の見学は全て終了です。入館証があれば当日は山崎ウイスキー館を自由に利用可能です。
テイスティングで飲み足りなければ有料の試飲カウンターで飲みなおしましょう。d(*゚ー゚*)
4.自然豊かな環境
サントリー山崎蒸留所の裏側は今でも手付かずの自然があり、綺麗な水が湧き出ておりウイスキーの製造環境としてとても良い場所とのことでした。
蒸留所の裏手にある椎尾神社の鳥居はサントリーローヤルのボトルキャップのデザインにもなっているそうです。
5.サントリー山崎蒸留所の行き方
●サントリー山崎蒸留所
サントリー山崎蒸留所の最寄り駅はJR京都線「山崎駅」です。
いかがでしたか?
私が見学したときは1人で来られている女性の方や外国人(韓国人)の方もおられました。
ウイスキーにあまり興味がない方でも製造工程の見学はとても楽しいと思いますよ!
それでは楽しい旅を!( *´艸`)
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