醍醐寺(だいごじ)は、京都市伏見区にある真言宗醍醐派の総本山の寺院です。
醍醐山の麓にあるこのお寺は、数ある京都の寺社仏閣の中でも最大級の広さを持ちます。
平安時代の初期、874年に空海の弟子であった聖宝理源大師により開かれた、古い歴史を持つ寺院です。
応仁の戦火で一度衰退しましたが、豊臣秀吉により催されたかの有名な「醍醐の花見」をきっかけとして、復活を遂げたと言います。
境内の金堂や五重塔は、国宝に指定されている貴重な文化財です。
そのため、醍醐寺は「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産にも登録されています!
今回は、そんな醍醐寺を訪れてみました。
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Contents:
1.世界遺産「古都京都の文化財」について
「古都京都の文化財」とは、京都にある17か所の寺社仏閣で構成されている日本が誇る世界遺産です!
2.醍醐寺について
醍醐寺(だいごじ)は、京都府京都市伏見区醍醐東大路町にある、真言宗醍醐派総本山の寺院。山号を醍醐山(深雪山とも)と称する。本尊は薬師如来、開基(創立者)は理源大師聖宝である。古都京都の文化財として世界遺産に登録されている。伏見区東方に広がる醍醐山(笠取山)に200万坪以上の広大な境内をもつ寺院である。豊臣秀吉による「醍醐の花見」の行われた地としても知られている。
醍醐寺の創建は貞観16年(874年)、空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝が准胝観音並びに如意輪観音を笠取山頂上に迎えて開山、聖宝は同山頂付近を「醍醐山」と名付けた。
引用(citation):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%86%8D%E9%86%90%E5%AF%BA
3.上醍醐と下醍醐について
醍醐寺はその広さから「上醍醐」と「下醍醐」に分かれています。
主な建造物や見どころは「下醍醐」にあります。(御朱印も下醍醐にある観音堂で頂くことが出来ます。)
上醍醐は「西国三十三所第11番札所」であり、お参りがとても大変な場所として知られています。
昔は、上醍醐にあった「准胝堂」でしか御朱印を頂けませんでしたが、現在では下醍醐で頂けます。
普通に観光をする場合は「下醍醐」だけで十分だと思いますが、上醍醐にも国宝の建造物があるため、興味のある方は山登りにチャレンジしてみても良いかも知れませんね!d(*゚ー゚*)
4.下醍醐のみどころ
「三宝院」、「伽羅」、「霊宝館」のそれぞれに¥600の拝観料が必要です。3箇所の共通券(¥1,500)がおすすめです。
こちらも国宝の「三宝院唐門」。とてもゴージャスな扉です。(○´艸`)
三宝院の庭園は特別名勝に指定されている見事な日本庭園です。
観音堂。現在の札所となっている場所であり、ここで御朱印を頂くことが出来ます。
お茶屋さんもあります。醍醐寺は広いので、疲れたらここで休憩するのもいいですね。
5.上醍醐のみどころ
上醍醐は下醍醐からとても険しい山道を2.5km(徒歩約1時間)歩いて登りますので行くのはとても大変です!
上醍醐には国宝の建造物が2つあるので興味のある方は登ってみてください。
重要なのでもう一度言います。
「登るのはめっちゃ大変ですよ!」
・・・私ですか?えぇ、登りましたよ・・・。途中で引き返そうかと思いましたよ・・・。(*´・ェ・`*)
登るときは必ず動きやすい服装と水を持っていきましょう!
道中の道はそれなりに整備されているので登りにくくはありませんが、約2.5kmずーーーーっと急な階段を登るようなものです・・・。(多分数千段あると思います。)
延々と山道を登り続けること約1時間。ようやく上醍醐に到着します・・・。
国宝である清滝宮拝殿。下醍醐にも同じ名前のものがありますが、国宝はこの上醍醐の方です。
醍醐山から湧き出る水は「醍醐水(霊水)」として知られています。(実際に飲むことが出来ます。)
国宝である薬師堂。建立は913年ですので1,000年以上の歴史があります!
・・・疲れた。(*´・ェ・`*)
6.醍醐寺の御朱印
醍醐寺にはいくつかの御朱印がありますが、ご本尊様である「薬師如来」のものを頂きました。
7.醍醐寺の行き方&周辺MAP
醍醐寺の最寄り駅は「京都市営地下鉄 醍醐駅」です。
■醍醐駅→醍醐寺
いかがでしたか?
是非一度足を運んで見て下さい!!
それでは楽しい旅を!( *´艸`)
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