京都のお寺:総見院(そうけんいん)の見どころと行き方

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    臨済宗の大本山である大徳寺(だいとくじ)は、京都市北区にある寺院です。

    京都でも有数の規模と大きさを誇るこの大徳寺には、現在24もの塔頭(たっちゅう)があります。

    今回はその塔頭の1つである、総見院(そうけんいん)に行って来ました!

    言わずと知れた、「織田信長(おだのぶなが)菩提寺」ですね!

    こちらの見どころは、本堂に祀られている、木造の織田信長の坐像。

    織田信長が本能寺の変で自害したとき、その亡骸が見つからなかったので、豊臣秀吉は彼を弔うために木像を2体作り、1体は遺骸の代わりに火葬されました。

    そしてそのもう1体がこの本堂に祀られている木像なんですねー。

    「織田信長のご尊顔を見たければ総見院へ!」

    今回はそんな総見院を訪れてみました。

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    Contents:

    1. 総見院の歴史について
    2. 総見院について
    3. 参拝の注意点
    4. 総見院の見どころ
    5. 総見院の動画・写真
    6. 総見院の御朱印
    7. 総見院の行き方・アクセス方法
    8. 総見院周辺のホテル検索・予約

    1.総見院の歴史について

    総見院の紹介をする前に、ちょっとこのお寺の歴史を勉強をしてみましょう。
    そうすることで、より一層楽しめると思います。(○´艸`)

    このお寺で覚えておきたいキーワードは「織田信長の死とお葬式の話」。

    皆さんも織田信長が1582年の本能寺の変(ほんのうじのへん)で亡くなったことは、よく知ってるかと思います。

    秀吉は本能寺の変から数えて100日後、信長の四男で秀吉の養子であった羽柴秀勝(はしばひでかつ)を喪主とし、大徳寺で葬式を行う予定でした。
    そのため秀吉は、必死になって信長の遺体を捜しましたが、どうしても見つからなかったと言います。

    一説によると、清玉上人という浄土宗の僧が、本能寺の変の後、信長の遺体を密かに火葬したとの話も残っています。
    そしてその遺灰を京都の阿弥陀寺に持ち帰ったとされているため、この阿弥陀寺が本来の信長が眠る墓所としても知られています。
    その後秀吉も清玉上人に信長の遺灰を返還するよう求めたらしいですが、拒否されたため、その後阿弥陀寺の寺領を没収するなど、険悪な仲だったとされていますね・・・。

    秀吉「うぉおおおお、殿の亡骸はどこじゃー。捜せー。」
    秀吉「くっそ、阿弥陀寺の坊主もホントかどうかも分からん遺灰すら渡しやがらへんし!」
    秀吉「ぐぬぬぬ。どこ探しても見つからへんぞ!やっべぇ、葬式できへんやんか!」

    そこで、秀吉は信長の遺体の代わりとして、香木で作った2体の木像の信長像を作らせました。
    ちなみに、木像は香木(こうぼく)で出来ており、火葬した際にはその香木の香りが京都一帯に広がった・・・らしいです。

    秀吉「どないしよう・・・!、せや、木像を作って代わりにすればええんちゃうか!秀吉!頭いい!」

    んで、1体はその場で信長を弔うために火葬し、もう1体は信長の一周忌である1583年に新しく作らせた寺院に安置することにしました。
    その寺院こそが、この総見院なんですねー。
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    ちなみに、この総見院が出来る前までの一年間は、同じ大徳寺塔頭の一つである黄梅院(おうばいいん)が信長の墓所でした。
    (黄梅院は規模が小さく、信長を祀るには不向きと判断されたため、急遽この総見院が建設されたんですねー。)

    秀吉「主君を弔うためには、絢爛豪華な菩提寺が必要じゃー!一周忌に間に合うように新しくお寺を作れー!。」
    大工さん「えぇー。そんな無茶な・・・。だが頑張る!」

    また、秀吉は茶道にも精通していたため、この総見院には3つの趣の異なる茶室が設けられました。
    そのため、お寺の開祖は、千利休(せんのりきゅう)の師でもあった臨済宗の僧、古渓宗陳(こけいそうちん)が迎えられました。

    お寺の名前は、織田信長の法名である「総見院殿贈大相国一品泰巌尊儀」からつけられました。
    「総見」とは「すべてを見通す」という意味がありますね。

    そんなこんなで出来たこの総見院、信長を弔うに相応しく、創建当初はとーっても豪華で大きな塔頭だったそうです。
    が、明治時代の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によって殆どの建物が壊されてしまいます・・・。

    しかしそこは天下の信長を祀る寺院。大正時代に沢山の有志や寄付が集まり、再建に着手されました。
    そしてその後、1928年には本堂が再興され、1961年には本山に避難されていた織田信長の木像坐像も無事戻ってきましたとさ。

    ちなみに、織田信長の墓所は日本全国各地にたーっくさんありますが、豊臣秀吉が認めた墓所はこの総見院だけ!とされています。

    おしまい。

    2.総見院について

    注意:総見院は特別公開期間のみ参拝が可能です。

    開門時間:10:00~16:00
    参拝料:大人600円 高校生400円 中学生300円
    住所:〒603-8231 京都府京都市北区紫野大徳寺町59
    連絡先:075-492-2630
    創建:1583年
    開基:古渓宗陳(こけいそうちん)
    宗派:臨済宗大徳寺派
    ご本尊:織田信長坐像

    総見院(そうけんいん)は、京都府京都市北区にある臨済宗大徳寺派の寺院です。
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    通常一般公開はされておらず、特別公開期間のみ参拝可能です。
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    豊臣秀吉が、主君である織田信長を弔うために建てた寺院であり、織田一族の墓碑が残されていますよ!
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    総見院は茶道とも深い関わりが有り、境内には3席の趣の異なった茶室が用意されています。
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    それでは総見院の見どころを見て行きましょう!d(*゚ー゚*)
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    3.参拝の注意点

    ・特別公開期間のみ参拝が可能です。

    ・本堂内部や織田信長像の写真撮影は禁止です。
    *私が訪問した当時に確認したものですので、必ず係員の指示に従ってくださいね。

    ・一脚や三脚などの利用は禁止です。

    ・神社やお寺の正式な参拝方法は以下の記事を参考にしてくださいね。

    4.総見院の見どころ

    *のついている見どころは有料エリアです。

    ・正門:Sei-mon gate

    こちらが1583年に建立された正門(せいもん)です。
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    この正門は、秀吉が建立した当時から残る建造物です。
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    お寺を取り囲む土塀は、塀の内部が二重構造になっているため「親子塀(おやこべい)」と呼ばれています。
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    ・本堂*:Hon-do hall*

    こちらが1928年に再建された本堂(ほんどう)です。
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    本堂には、重要文化財である木造織田信長坐像が鎮座していますよ。
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    ・鐘楼(重要文化財):Shoro(Bell tower)(Important cultural property)

    お庭の外側にある建物が、信長の家臣だった掘秀政(ほりひでまさ)によって寄進された鐘楼(しょうろう)です。
    正門と同じく、秀吉が建立した当時から残る建造物の一つです。
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    鐘楼と鐘はともに重要文化財に指定されています。
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    ・信長公一族の墓*:Grave of the Odas*

    境内奥にある墓地には、信長公一族のお墓があります。
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    前に石組みが置かれているお墓が、織田信長の墓所ですね。
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    境内の回廊の天井には、織田信長の坐像が本山より戻された際の移動に使われた輿(こし)なども遺されています。
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    ・香雲軒(茶室)*:Koun-ken(Tea room)*

    一番手前の茶室が香雲軒(こううんけん)です。
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    この茶室は、表千家の十三代であった即中斎(そくちゅうさい)好みの茶室と伝えられていますよ。
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    ・龐庵(茶室)*:Ho-an(Tea room)*

    中央にある茶室が龐庵(ほうあん)です。
    「龐(ほう)」の文字には「とても大きな」という意味があるそうです。
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    「龐庵」の扁額の文字は、表千家の十四代であった而妙斉(じみょうさい)の筆によるものです。
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    ・寿安席(茶室)*:Juan-seki(Tea room)*

    一番奥の茶室が、寿安席(じゅあんせき)です。
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    この茶室は、お寺の再建時に実業家の山口玄洞(やまぐちげんどう)により寄進されたものです。sokenin-26

    ・茶筅塚*:Chasen-zuka*

    本堂の前庭には、茶筅塚(ちゃせんづか)が祀られています。
    茶筅(ちゃせん)とはお茶を点(た)てる際に使う茶道具の一つです。
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    ・侘助椿*:Camellia wabisuke*

    境内にある侘助椿(わびすけつばき)は、秀吉が千利休から譲り受けたものとされています。
    樹齢400年以上となり、現存する侘助椿の中では最古の株だそうですよ!(○´艸`)
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    ・掘り抜き井戸*:Artesian well*

    こちらは、加藤清正(かとうきよまさ)が朝鮮より持ち帰った石をまるごとくりぬいて作られた、掘り抜き井戸です。
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    今もなお、水が湧き出しており、信長公のお墓のお供えとして毎日利用されているそうです。
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    5.総見院の動画・写真

    ■Flickr:総見院:Soken-in(20161129)

    総見院:Soken-in(20161129)

    6.総見院の御朱印

    総見院の御朱印の墨書きは「施無畏(せむい)」、この言葉は「菩薩様の救い=施し」を指す言葉ですね。
    御朱印は入口で頂くことができます。(300円)
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    7.総見院の行き方・アクセス方法

    総見院の最寄り駅は「京都市営地下鉄烏丸線 北大路駅」です。
    (京都駅からバスで行くことも出来ます。)

      乗換え案内

    ■大阪駅→北大路駅のルート例
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    ■なんば駅→北大路駅のルート例
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    ■京都駅→北大路駅のルート例
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    ■北大路駅から徒歩で行く場合

    徒歩約25分(約1.3km)です。

    ■北大路駅からバスで行く場合

      バス乗換え案内

    ■[時刻表]204系統


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:204系統[金閣寺・円町行き]
    乗車バス停:北大路バスターミナル[乗り場G]
    降車バス停:大徳寺前
    運賃:230円
    所要時間:約5分


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:204系統[高野・銀閣寺行き]
    乗車バス停:北大路バスターミナル[乗り場G]
    降車バス停:大徳寺前
    運賃:230円
    所要時間:約5分

    ■[時刻表]206系統


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:206系統[京都駅行き]
    乗車バス停:北大路バスターミナル[乗り場G]
    降車バス停:大徳寺前
    運賃:230円
    所要時間:約5分


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:206系統[清水寺・京都駅行き]
    乗車バス停:北大路バスターミナル[乗り場G]
    降車バス停:大徳寺前
    運賃:230円
    所要時間:約5分

    ■京都駅からバスで行く場合

      バス乗換え案内

    [時刻表]206系統


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:206系統[大徳寺・北大路バスターミナル行き]
    乗車バス停:京都駅前[乗り場A3]
    降車バス停:大徳寺前
    運賃:230円
    所要時間:約35分

    ■タクシーで行く場合

    京都駅から:2,770円 ~ 3,360円 (約20)
    祇園四条駅から:2,450円 ~ 2,960円(約20分)

    ・タクシー運転手に行き先を告げたい場合
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    ・タクシーを呼びたい場合
    taxi-call

    [タクシー配車連絡先: 京都駅周辺]

    8.総見院周辺のホテル検索・予約

    いかがでしたか?

    是非一度足を運んで見て下さい!!

    それでは楽しい旅を!( *´艸`)

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