日本刀。
日本固有の鍛冶製法で作られたその刀は、「折れず、曲がらず、良く切れる」と表現されるほどの高い性能を誇ります。
その高い性能を引き出しているのが日本刀を作るその昔からの鍛冶技術。
岡山(備前長船)の長船派は、高く評価されている日本刀の鍛冶技術流派の1つです。
この刀剣の里では、そんな日本刀の歴史から作り方に至るまでを細かく知ることが出来ます。
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Contents:
1.備前長船刀剣の里とは
開館時間:9:00~17:00
入場料:500円(大人)、300円(高校生・大学生)、無料(中学生以下)
定休日:月曜日、12月28日~1月4日、祝日の翌日
住所:〒701-4271 瀬戸内市長船町長船966番地
連絡先:0869-66-7767
刀剣の里には「刀剣博物館」、「ふれあい物産館(お土産屋)」、「日本刀の製作工房」、「鍛刀場」があります。
日本刀の製作工程ごと(「漆」「白銀」「彫金」「研」「鞘」「柄巻」)に工房があり、職人が毎日作業をしています。もちろん見学可能です。
日本刀のレプリカや日本刀の製作技術で作られた包丁など、ここでしか買えないものが沢山あります。
2.刀剣博物館
日本刀を専門的に展示している日本でもとても珍しい博物館です。
日本刀の装飾技術。日本刀が刀としてだけではなく「美術品」としても価値が高い所以です。
3.美しき日本刀
●日本刀について
博物館の1Fと2Fは日本刀の展示スペースになっています。(時期によっては特別展が催されています。)
「祐包(すけかね)」。良く見ると刀の上半分が両刃になっている珍しい刀です。
「黒石目地螺鈿散塗鞘打刀拵」。江戸時代後期の刀です。「打刀拵」とは徒戦(歩いて戦う)用に作られた刀です。
そのため、馬上合戦用の「太刀(たち)」と比べるとあまり反りがありません。(徒戦では斬るだけではなく「突く」ことも必要であったため。)
「茶漆菜種塗鞘脇指拵」。脇指は主の武器が壊れたときなどに利用する予備の武器です。
また、刀剣の里の近くにある「長船刀剣ギャラリー」には、現代の備前長船の刀工が製作した日本刀のギャラリーがあります。
気に入った日本刀を実際に購入することもできますよ!(めっちゃ高いですけど・・・。一番安い刀でもうん十万円です。)
4.日本刀の古式鍛錬
刀剣の里では、毎月1回日本刀の製作過程(古式鍛錬)を公開しています。
毎月第2日曜日:11:00~12:00, 14:00~15:00
とても迫力があるので是非見に行ってみてください!
刀剣の里の近くにある「備前長船日本刀傳習所」という施設では、土曜日・日曜日・祝日に日本刀の製作過程を公開しています。
もし刀剣の里のスケジュールが合わない場合はこちらを見学してみてはいかがでしょうか?
●備前長船日本刀傳習所
見学可能日:土曜日・日曜日・祝日
時間:9:00~16:00
見学費用:無料
5.備前長船刀剣の里の行き方&周辺MAP
備前長船刀剣の里の最寄り駅は「JR赤穂線 香登(かがと)駅」です。
香登駅からは徒歩約20分です。
*タクシーを利用する場合は、香登駅より長船駅をおススメします。
(香登駅にはタクシー乗り場がありません。)
東京・大阪・京都から行く場合はまず「岡山」まで行き、そこから在来線で移動しましょう。
↓岡山の行き方はコチラ↓
いかがでしたか?
是非一度足を運んで見て下さい!!
それでは楽しい旅を!( *´艸`)
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