京都のお寺「南禅寺」:日本一の禅寺を訪ねてみる。

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南禅寺(なんぜんじ)は、京都市左京区南禅寺福地町にある臨済宗南禅寺派の大本山の寺院です。

臨済宗のお寺には「京都五山」、「鎌倉五山」と呼ばれている寺院の格式があります。
この南禅寺は、その格式の中で最も高い格式である「別格」扱いの寺院です。

一言で言うと、

「日本一の禅寺」

です。

1264年に亀山天皇の勅願により建立された「禅林寺殿(ぜんりんじどの)」という離宮が前身の、日本初の勅願禅寺でもあります。

また、南禅寺の近辺には永観堂(禅林寺)があり、この周辺一帯が京都の紅葉の名所としても知られています。

今回はそんな南禅寺を訪ねてきました。

*この記事はメニューから言語の切替が可能です。(As for this article, the choice of the language is possible from the menu.)

Contents:

  1. 南禅寺について
  2. 拝観に関する注意点
  3. 臨済宗の寺格「京都五山」と南禅寺について
  4. 南禅寺の紅葉
  5. 南禅寺の見どころ
  6. 南禅寺の御朱印
  7. 南禅寺の行き方・アクセス方法

1.南禅寺について

南禅寺 (なんぜんじ)は、京都市左京区南禅寺福地町にある、臨済宗南禅寺派大本山の寺院である。山号は瑞龍山、寺号は詳しくは太平興国南禅禅寺(たいへいこうこくなんぜんぜんじ)である。本尊は釈迦如来、開基(創立者)は亀山法皇、開山(初代住職)は無関普門(大明国師)。日本最初の勅願禅寺であり、京都五山および鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院で、日本の全ての禅寺のなかで最も高い格式をもつ。
引用(citation):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E7%A6%85%E5%AF%BA

開門時間:8:40~17:00(3月~11月), 8:40~16:30(12月~2月)
参拝料(方丈庭園):500円(大人),400円(高校生),300円(小中学生)
参拝料(三門):500円(大人),400円(高校生),300円(小中学生)
参拝料(南禅院):300円(大人),250円(高校生),150円(小中学生)

住所:〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町
連絡先:075-771-0365
創建:1291年
開基:亀山天皇
宗派:臨済宗南禅寺派
ご本尊:釈迦如来

南禅寺(なんぜんじ)は、京都市左京区南禅寺福地町にある臨済宗南禅寺派の大本山の寺院です。
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南禅寺の山号は瑞龍山(ずいりゅうさん)、寺号である正式名称は太平興国南禅禅寺(たいへいこうこくなんぜんぜんじ)と言います。 
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このお寺の本尊は釈迦如来、開基(創立者)は亀山天皇、開山(初代住職)は無関普門(大明国師)です。
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南禅寺境内は平成17年(2005年)に国の史跡に指定されています。
また、永観堂と並び紅葉の名所でもあります。
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南禅寺には「方丈庭園」「三門」「南禅院」の、3つの有料エリアがあります。
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2.拝観に関する注意点

南禅寺を拝観する際には、以下の点に注意しましょう。

・境内にある建物の内部は写真撮影禁止です。

ルールを守って参拝しましょう。

3.臨済宗の寺格「京都五山」と南禅寺について

京都五山(きょうとござん)とは、五山の制のうち、京都にある禅宗(臨済宗)の寺格・官寺制度の事を指します。

今日の京都五山の寺格は以下の通りです。

別格:南禅寺(Bekkaku (exceptional) – Nanzen-ji Temple)
第一位:天龍寺(The first grade – Tenryu-ji Temple)
第二位:相国寺(The second grade – Shokoku-ji Temple)
第三位:建仁寺(The third grade – Kennin-ji Temple)
第四位:東福寺(The fourth grade – Tofuku-ji Temple)
第五位:万寿寺(The fifth grade – Manju-ji Temple)

現在の南禅寺は、京都五山の上におかれる別格扱いの寺院で、日本の禅寺のなかで最も高い格式!!を誇ります。

南禅寺の建立以前、この地には、後嵯峨天皇(ごさがてんのう)が文永元年(1264年)に造営した禅林寺殿(ぜんりんじどの)と呼ばれる離宮がありました。
(「禅林寺殿」の名前は、南禅寺の北にある禅林寺(永観堂)に由来しています。 )

この離宮を亀山天皇(かめやまてんのう)が寺院化し、正応4年(1291年)に正式に南禅寺となりました。 

その後、建武元年(1334年)に、後醍醐天皇(ごだいごてんのう)が南禅寺を京都五山の第一位としました。
しかし、至徳3年(1385年)に、時の将軍である足利義満(あしかがよしみつ)が、自分が建てた相国寺が京都五山の第一位じゃないとイヤだ!!と言い出しました。

その結果、この南禅寺は「別格」扱いとして五山のさらに上に位置づけられた、といういきさつがあります。

4.南禅寺の紅葉

紅葉おススメ度:★★★★★
紅葉混雑度:★★★★★
見ごろ:11月中旬~12月上旬

紅葉シーズンのピークである、11月16日(水)の午前中に訪問してみました。

朝一の8:00頃に到着した際はそれほど観光客は居ませんでした。
が、9:00を過ぎると団体の観光客が大型バスで押し寄せてきました・・・!!

その後は夕方から夜にかけて、観光客が減ることはありませんでした。

ゆっくりと紅葉を見たいのであれば、朝早く行くことをおすすめします。

それでは、南禅寺の紅葉の動画と写真をどうぞ!

■動画(Youtube):南禅寺の紅葉:京都(Autumn leaves of Nanzen-ji Temple, Kyoto) 

■写真

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如何でしたか!?

では次に、紅葉以外の南禅寺の見どころを見ていきましょう!!

5.南禅寺の見どころ

中門:Chu-mon gate

こちらが中門(ちゅうもん)です。
1601年に、戦国時代の武将である松井康之(まついやすゆき)より寄進されたものです。
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勅使門(重要文化財):Chokushi-mon gate (gate for Imperial Envoys) (Important cultural property)

こちらが重要文化財に指定されている勅使門(ちょくしもん)です。
1641年に、明正天皇(めいしょうてんのう)により御所にあった日ノ御門を移築させたものです。
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三門(重要文化財):Sanmon Gate (Important cultural property)

こちらが1628年に建てられた重要文化財三門(さんもん)です。
この門は別名「天下龍門」とも呼ばれており、日本三大門の一つに数えられています。
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南禅寺を題目とした歌舞伎演目『楼門五三桐(さんもんごさんのきり)』の中で、石川五右衛門(いしかわごえもん)の名台詞である「絶景かな、絶景かな。」の舞台としても有名です。
(その時は春であり、桜の風景でした。)
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では、三門に登って石川五右衛門と同じ景色を味わってみましょう!!
(三門は有料(500円/大人)です。)
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「絶景かな・・・、絶景かな・・・!!」
石川五右衛門の気持ちが分かりますね・・・!!
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三門の楼上内陣には、本尊の釈迦如来と従者である十六羅漢像が祀られています。
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●法堂:Hatto hall (Lecture hall)

こちらが1909年に再建された法堂(はっとう)です。
こちらの建物では、法式行事や公式の法要が行われます。
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この建物は1606年に、豊臣秀頼(とよとみひでより)の寄進により建てられましたが、1893年の火事により一度消失してしまいました。
だから、このお寺の建造物の中では比較的新しい建物なんですね。
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●本坊・書院:Hombo (Kuri)・Shoin (Study hall)

こちらの建物が本坊(ほんぼう)です。ここから国宝の方丈に入場します。
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こちらは本坊から続く、書院への玄関である大玄関(おおげんかん)です、
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方丈(国宝):Hojo (Abbot’s Quarters) (National treasure)

では、国宝方丈(ほうじょう)及び方丈庭園(ほうじょうていえん)を見ていきましょう!!
(方丈及び庭園は有料(500円/大人)です。)
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南禅寺の方丈は、1611年に旧御所の建物を移築して再建したもので、表側の大方丈(だいほうじょう)と裏側の小方丈(しょうほうじょう)からなります。
方丈の襖絵は、狩野探幽(かのうたんゆう)をはじめとした狩野派によるもので、重要文化財に指定されています。
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方丈には大方丈、小方丈の庭園、そして禅の境地を表している7つの庭園があります。

こちらが大方丈にある、名勝に指定されている方丈庭園(ほうじょうていえん)です。
この庭園は江戸時代の名作庭家、小堀遠州(こぼりえんしゅう)による枯山水の名庭です。
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こちらは小方丈の枯山水庭園です。
「心」という漢字の形に石が配置されているため、如心庭(にょしんてい)とも呼ばれています。
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方丈の裏手にある庭園は、六道庭(ろくどうてい)と呼ばれています。
仏教の世界観の一つである、六道輪廻(ろくどうりんね)を戒めるお庭として作庭されました。
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こちらは仏教の神仙蓬莱思想を表現した、蓬莱神仙庭(ほうらいしんせんてい)です。
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こちらは龍吟庭(りゅうぎんてい)です。
奥に見える建物は、茶室の不識庵(ふしきあん)です。
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こちらは華厳庭(けごんてい)です。
華厳庭を取り囲む垣根は、「南禅寺垣(なんぜんじがき)」と呼ばれています。
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華厳亭の脇には、茶室の窮心亭(きゅうしんてい)が建てられています。
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こちらは大きな硯石が特徴的な、鳴滝庭(なるたきてい)です。
方丈にある、鳴滝の間の前庭です。
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こちらが還源庭(げんげんてい)です。
禅の境地を目指すための10段階のうち、9段階目を指す返本還源(へんぽんげんげん)を表しています。
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最後のお庭が、大玄関の眼前に広がる大玄関庭園(おおげんかんていえん)です。
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水路閣:Suirokaku (the waterway bridge)

こちらが南禅寺境内にある水路閣(すいろかく)です。
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この水路は、琵琶湖から京都に水を引くために、1888年に建てられました。
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南禅寺の境内の景観を損なわないように、古代ローマの水道橋のようなレンガ造りになっています。
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この水路閣は、京都が舞台のサスペンスドラマの撮影場所として良く使われているそうです。
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6.南禅寺の御朱印

御朱印の墨書きは、このお寺の法堂の別名である「金剛王宝殿」です。
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7.南禅寺の行き方・アクセス方法

南禅寺への行き方・アクセス方法は以下の通りです。

●周辺MAP

南禅寺の最寄り駅は「地下鉄 蹴上駅」です。
(JR京都駅、京阪三条駅からバスで行くことも出来ます。)

  乗換え案内

■大阪駅からのルート例
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■なんば駅からのルート例
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■京都駅からのルート例
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■蹴上駅→南禅寺

蹴上駅から永観堂は徒歩で向かいます。

徒歩約10分(500m)です。
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■バスの場合

①JR 京都駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

[時刻表]5系統

[時刻表]100系統

バス会社:京都市バス
行先・系統:5系統[銀閣寺・岩倉] or 100系統[清水寺・銀閣寺]
乗車バス停:京都駅前[A1][D1]
降車バス停:南禅寺・永観堂道(5系統),東天王町(100系統)
運賃:230円
所要時間:約35分

②京阪三条駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

[時刻表]5系統

バス会社:京都市バス
行先・系統:5系統[銀閣寺・岩倉]
乗車バス停:三条京阪前[D]
降車バス停:南禅寺・永観堂道(5系統)
運賃:230円
所要時間:約10分

いかがでしたか?

是非一度足を運んで見て下さい!!

それでは楽しい旅を!( *´艸`)

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