京都のお寺:退蔵院(たいぞういん)の見どころと行き方

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    退蔵院(たいぞういん)は、京都市右京区花園にある、妙心寺(みょうしんじ)塔頭(たっちゅう)です。

    日本最大の禅寺である妙心寺。

    その妙心寺の塔頭は、全部で48箇所もあるんです!!
    そして、この退蔵院もそのうちの一つなんですよ。

    これらの塔頭のうち、退蔵院、桂春院、大心院の3つの寺院が常時一般に公開されています。
    ので、妙心寺に観光に行く際は、これらの塔頭も一緒に巡ることをおススメします。

    この小さなお寺の見どころは、「国宝の瓢鮎図(ひょうねんず)」と「名勝庭園」。

    瓢鮎図は、「日本の水墨画の代表作」と言われているほどの名作なんですよ。

    また、庭園は国の史跡名勝及びミシュラングリーンガイド★★にも指定されています。

    「日本が誇る水墨画の原点を見たければ退蔵院へ!!」

    今回は、そんな退蔵院を訪れてみました。

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    Contents:

    1. 退蔵院の歴史を知ろう!!
    2. 親寺である「妙心寺」の歴史も知っとこう!!
    3. 退蔵院について
    4. 参拝の注意点
    5. 退蔵院の見どころ
    6. 退蔵院の動画・写真一覧
    7. 退蔵院の御朱印
    8. 退蔵院の行き方・アクセス方法
    9. 退蔵院周辺のホテル検索・予約

    1.退蔵院の歴史を知ろう!!

    退蔵院の紹介をする前に、ちょっとこのお寺についての歴史を勉強をしてみましょう。
    そうすることで、より一層楽しめると思います。(○´艸`)

    退蔵院は室町時代1404年に、越後国の武将・波多野重通(はたのしげみち)が、妙心寺の住職であった無因宗因(むいんそういん)を招き創建されました。

    「退蔵院」・・・。

    何だか特徴的な名前ですよね。
    この「退蔵」という言葉には、「価値あるものを大切にしまっておく=人に知られないよう善徳を積む」という意味があるそうです。

    早い話が「陰(かげ)の努力は素晴らしいっ。」ってことですね!!

    この退蔵院が属する臨済宗は、禅宗系の中では最大の規模を誇る宗派なんです。
    そして、臨済宗は禅宗系の宗派の中でも、特に「禅問答(ぜんもんどう)」を重要視しています。

    このお寺にある国宝の水墨画「瓢鮎図(ひょうねんず)」。
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    「瓢」は「ひょうたん」、「鮎」は「なまず」の事です。
    (「鮎」という漢字は、昔は「なまず」の事だったんですね。)

    この水墨画は「めっちゃヌルヌルの「なまず」を、めっちゃ小さい「ひょうたん」で取るにはどうすればええねん!?」って禅問答を意味してるんですねー。

    水墨画の下部には、瓢箪でなまずを取る図が描かれていますね。
    で、上部の文字は、そのお題に対して歴代の臨済宗のお偉いさん達が出した答えです。

    答えの一つはこんな感じです。

    偉い坊さん<「瓢箪で捕まえた鮎(なまず)で吸い物を作ろうぜ!! ご飯がなけりゃ、砂をすくって炊こうぜ!!」

    ・・・!?

    はい、意味分かんねーよ!!
    「どうやって取るねん??」って事がすっぽり抜けとるやないかーい!!
    ていうか、回答したときどんだけ腹減ってたんすか・・・!!

    まぁ、禅問答って凡人には理解できない受け答えすることが有名ですからね・・・。
    それを考えると、禅問答を誰でもわかるとんちで返していた「一休さん(一休宗純)」の話ってスゴイネ!!

    あ、ちなみに一休さんも、当然の事ながらこの臨済宗のお坊さんだったんですよ。

    さて、かの有名な剣豪・宮本武蔵(みやもとむさし)も若かりし頃、妙心寺やこの退蔵院に通って禅の修行をしたり、瓢鮎図を見ながら自問自答したそうです

    剣豪がこのお寺で禅の修業をして行き着いた答えとは・・・??

    その後、武蔵は自身の死生観を記した独行道(どっこうどう)にこう記しています。

    仏神は貴し仏神をたのまず。」

    宮本武蔵<「俺は神様や仏様に敬意は払うぜ!!だけど頼りきっちゃうことは絶対にしないぜ!!」
    宮本武蔵<「最後に頼れるのはやっぱり自分自身だぜ!!」

    ・・・、宮本武蔵、カッコイイ!!
    さっきの坊さんが出した意味不明な答えとは一味違うぜ!!

    宮本武蔵は良く「無宗教=神も仏も信じない人」って思われてますが、違うんですね!!
    正確には「信じてたけど頼らなかった」んですね。

    妙心寺や退蔵院は、その大剣豪の死生観を形成した場所でもあるんですねー。

    教訓:結局のところ、頼れるのは自分自身だぞ!!

    独行道(どっこうどう)についてもっと詳しく知りたい方は以下の書籍をどうぞ。

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    感想(0件)

    おしまい。

    2.親寺である「妙心寺」の歴史も知っとこう!!

    退蔵院の歴史だけではなく、親寺である「妙心寺」の歴史にも興味がある人は以下の記事を見てくださいね!!

    3.退蔵院について

    退蔵院(たいぞういん)は、京都市右京区花園にある臨済宗の寺院。臨済宗妙心寺派大本山妙心寺の塔頭である。初期水墨画の代表作である国宝「瓢鮎図」を所蔵することで知られる。
    引用(citation):https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%80%E8%94%B5%E9%99%A2

    開門時間:9:00 ~ 17:00
    参拝料:500円 (高校生以上), 300円 (小・中学生)
    住所:〒616-8035 京都府京都市右京区花園妙心寺町35
    連絡先:075-463-2855
    創建:1404年
    開基:波多野重通(はたのしげみち)
    宗派:臨済宗妙心寺派
    ご本尊:無因宗因(むいんそういん)

    退蔵院(たいぞういん)は、京都市右京区花園にある、妙心寺(みょうしんじ)塔頭(たっちゅう)です。
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    境内の庭園は、国の史跡名勝及びミシュラングリーンガイド★★にも指定されていますよ!!
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    境内の方丈には、国宝の水墨画「瓢鮎図(ひょうねんず)」のレプリカが飾られています。
    (本物は、京都国立博物館に寄託されています。)
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    拝観料は、500円(高校生以上)です。
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    それでは、退蔵院の見どころを見ていきましょう!!
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    4.参拝の注意点

    ・建物の内部の写真撮影は禁止です。(瓢鮎図はOKです。)

    ・一脚や三脚などの利用は禁止です。

    ・神社やお寺の正式な参拝方法は以下の記事を参考にしてくださいね。

    5.退蔵院の見どころ

    *のついている見どころは有料エリアです。

    山門:San-mon gate

    こちらがお寺の入口にあたる、山門(さんもん)です。
    京都府指定有形文化財に指定されています。
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    庫裏:Kuri

    こちらが、庫裏(くり)です。
    庫裏は、住職の住居や台所の役割を持っています。
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    大玄関 (重要文化財)*:O-genkan (Important Cultural Property)*

    こちらが方丈の入口にあたる、重要文化財の大玄関(おおげんかん)です。
    屋根が袴(はかま)の形をしているので、「袴腰(はかまごし)の大玄関」と呼ばれています。
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    方丈 (重要文化財)*:Hojo (Important Cultural Property)*

    こちらが安土桃山時代1597年に再建された、重要文化財の方丈(ほうじょう)です。
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    宮本武蔵が、江戸時代にこの建物で修行をしたと伝えられています。
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    瓢鮎図 (国宝)*:Hyonen-zu (National Treasure)*

    方丈には、国宝の瓢鮎図(ひょうねんず)のレプリカが飾られています。
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    本物は、現在京都国立博物館に寄託されています。
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    元信の庭 (史跡・名勝)*:Motonobu’s garden (Historic Sites・Special Places of Scenic Beauty)*

    こちらが国の史跡名勝に指定されている元信の庭(もとのぶのにわ)です。
    その名の通り、室町時代狩野派の重鎮・狩野元信(かのうもとのぶ)によって作庭された枯山水庭園です。
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    庭の背後には、葉が散ることの無い常緑樹が配置されており、「不変(変わらない)の美」を表現しています。
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    余香苑*:Yoko-en garden*

    境内の奥には、昭和時代の作庭家・中根金作(なかねきんさく)によって作庭された、余香苑(よこうえん)があります。
    この人、「昭和の小堀遠州(こぼりえんしゅう)」とも呼ばれている名作庭家なんですよ。
    昭和の日本庭園の名園と言えば、ほとんどこの人の名前が出てきますね。
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    こちらは池泉回遊式庭園になっています。
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    陽の庭*:Yo-no-niwa garden*

    こちらは余香苑の入口左手にある、陽の庭(ようのにわ)です。
    白砂が敷き詰めれれた、枯山水庭園です。
    陽の庭と陰の庭の敷砂の色の対比で、人や物の二面性を表現しているんですねー!!
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    陰の庭*:In-no-niwa garden*

    こちらは余香苑の入口右手にある、陰の庭(いんのにわ)です。
    黒砂が敷き詰めれれた、枯山水庭園です。
    陽の庭と陰の庭の敷砂の色の対比で、人や物の二面性を表現しているんですねー!!
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    水琴窟*:Suikinkutsu*

    こちらが水琴窟(すいきんくつ)です。
    流れる水の音が反響して、まるで琴の音色のように聞こえます。
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    大休庵(茶室)*:Daikyu-an (Tea house)*

    こちらが茶室の大休庵(だいきゅうあん)です。
    こちらでは抹茶を頂くことができます。(500円)
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    6.退蔵院の動画・写真一覧

    ■YouTube:退蔵院の境内と庭園:Taizo-in (sub-temple of Myoshin-ji) 

    ■Flickr:退蔵院:Taizo-in(20170220)

    退蔵院:Taizo-in(20170220)

    7.退蔵院の御朱印

    桂春院の御朱印の墨書きは、日本庭園の「余香苑(よこうえん)」です。
    御朱印は入口の受付で頂く事が出来ます。(300円)
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    8.退蔵院の行き方・アクセス方法

    退蔵院の最寄り駅は「JR 花園駅」若しくは「嵐電 北野線 妙心寺駅」です。
    (「京都駅」、「阪急 河原町駅」、「京阪 祇園四条駅」からバスで行くことも出来ます。)

      乗換え案内

    ■ルート例(大阪駅→JR 花園駅)
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    ■ルート例(なんば駅→JR 花園駅)
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    ■ルート例(京都駅→JR 花園駅)
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    ■JR 花園駅から徒歩で行く場合

    徒歩約6分(400 m)です。

    ■嵐電 北野線 妙心寺駅から徒歩で行く場合

    徒歩約5分(300 m)です。

    ■京都駅からバスに乗車する場合

      バス乗換え案内

    ・京都駅前[乗り場D3]

    26系統[北野白梅町 御室仁和寺・山越行き]


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:26系統[北野白梅町 御室仁和寺・山越行き]
    乗車バス停:京都駅前[乗り場D3]
    降車バス停:妙心寺北門前
    運賃:230円
    所要時間:約42分

    ■阪急 河原町駅からバスに乗車する場合

      バス乗換え案内

    ・四条河原町[乗り場A 南行き]

    10系統[北野天満宮 御室仁和寺・山越行き]


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:10系統[北野天満宮 御室仁和寺・山越行き]
    乗車バス停:四条河原町[乗り場A 南行き]
    降車バス停:妙心寺北門前
    運賃:230円
    所要時間:約43分

    ・四条河原町[京都バス乗り場]

    63系統[嵐山・苔寺 すず虫寺行き]


    バス会社:京都バス
    行先・系統:63系統[嵐山・苔寺 すず虫寺行き]
    乗車バス停:四条河原町[京都バス乗り場]
    降車バス停:妙心寺前
    運賃:230円
    所要時間:約34分

    65系統[有栖川行き]


    バス会社:京都バス
    行先・系統:65系統[有栖川行き]
    乗車バス停:四条河原町[京都バス乗り場]
    降車バス停:妙心寺前
    運賃:230円
    所要時間:約34分

    ■京阪 祇園四条駅からバスに乗車する場合

      バス乗換え案内

    ・四条京阪前[乗り場C]

    10系統[北野天満宮 御室仁和寺・山越行き]


    バス会社:京都市バス
    行先・系統:10系統[北野天満宮 御室仁和寺・山越行き]
    乗車バス停:四条京阪前[乗り場C]
    降車バス停:妙心寺北門前
    運賃:230円
    所要時間:約40分

    ■タクシーで行く場合

    京都駅から:2,610円 ~ 3,210円(約20分)
    京阪 祇園四条駅から:2,450円 ~ 2,910円(約15分)

    ・タクシー運転手に行き先を告げたい場合
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    ・タクシーを呼びたい場合
    taxi-call

    [タクシー配車連絡先: 京都駅周辺]

    9.退蔵院周辺のホテル検索・予約

    いかがでしたか?

    是非一度足を運んで見て下さい!!

    それでは楽しい旅を!( *´艸`)

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