京都の庭園:知恩院庭園・友禅苑(ゆうぜんえん)の見どころと行き方

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友禅苑(ゆうぜんえん)は、京都市東山区にある、知恩院の境内に作られた日本庭園です。

日本の伝統技術の一つ、「友禅(ゆうぜん)」の技法を開発した「宮崎友禅斎(みやざきゆうぜんさい)」。
彼は京都に住んでいる間、知恩院の近くに住んでいたそうです。

この庭園は、そんな彼の生誕300周年を記念して作庭された、昭和時代を代表する名庭園です。

「昭和時代の名庭園を見たければ友禅苑へ!!」

今回はそんな友禅苑を訪ねてきました。

↓知恩院の訪問記事はこちら↓

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Contents:

  1. 友禅苑の歴史を知ろう!!
  2. 友禅苑について
  3. 春の夜間ライトアップ”京都・東山花灯路”
  4. 訪問の注意点
  5. 友禅苑の見どころ
  6. 友禅苑の写真一覧
  7. 友禅苑の行き方・アクセス方法
  8. 友禅苑周辺のホテル検索・予約

1.友禅苑の歴史を知ろう!!

友禅苑の紹介をする前に、ちょっとこの庭園についての歴史を勉強をしてみましょう。
そうすることで、より一層楽しめると思います。(○´艸`)

この庭園の歴史は、やはり主役である「宮崎友禅斎(みやざきゆうぜんさい)」を抜きには語れませんね!!

皆さん、「友禅(ゆうぜん)」って知ってますか??

「友禅(ゆうぜん)」とは、日本の伝統工芸品の1つで、扇絵師の宮崎友禅斎によって、江戸時代に考案された染色技術のことです。 

特に京都で発展した友禅は、「京友禅(きょうゆうぜん)」と呼ばれています。

まぁ、実際に見た方が分かりやすい!!

↓↓ということで、京友禅ってのはこんなデザインなんです。↓↓
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綺麗ですねーー!!d(*゚ー゚*)

んで、このデザインを使って織られた反物で作ったのが、「京友禅の着物」ですね。
京都の街には、こうした友禅染めの着物を着た女性が似合いますよね!!
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話を戻しましょう。

この友禅の技法を開発した宮崎友禅斎、実は知恩院(ちおんいん)のすぐそばに住んでいたそうです。
だから、知恩院とつながりがあるんですね!!

では、何故この「友禅」という技法が生まれたんでしょうか??

宮崎友禅斎が暮らしていた江戸時代、日本では「贅沢は敵!!」と言われていました。
ので、人々は衣服に豪華な装飾や金銀などを使うことが許されなかったんですね。
(奢侈禁止令(しゃしきんしれい)と言う、贅沢を禁止する法律なんかもあったんですよ。)

徳川幕府<「贅沢は敵じゃー!!贅沢するヒマあったらじゃんじゃん年貢を納めろやコラー!!」
人々<「うぉぉ、幕府は鬼かよ・・・。」

でも、みんないつの時代もやっぱりおしゃれはしたい!!

てなわけで、豪華な材料を使うのではなく、デザインで勝負をする’友禅’という技法が生まれたんですね。

宮崎友禅斎<「今の流行はデザインで勝負やで!!金銀ギラギラの豪華な服とか時代遅れやで!!」
人々<「おぉー、ちょーカッコいい!!どこに売ってんのこれ!?ユニクロ!?」
人々<「やったぜ。これでおしゃれできるぜー!!

徳川幕府<「ぐぬぬ、禁止しようにも別に豪華な材料使ってるわけでもないしな・・・。ワシらも欲しい(ボソッ)。

その後、彼は加賀の藩主であった前田家の招待を受けて、金沢で「加賀友禅(かがゆうぜん)」の発展に力を尽くしました。

前田家<「ちょ、なんやカッコえぇデザインが京都にあるらしいやないか。こっちきて教えてーな!!」
宮崎友禅斎<「よっしゃ、次は加賀百万石の金沢で勝負したるで!!」

そうなんです、日本のもう一つの有名な友禅である「加賀友禅」も、この人が深く関わっていたんですね。
ちなみに、’京友禅‘は抽象的なデザインが特徴で、’加賀友禅‘はより絵画的なデザインが特徴と言われているんですよ。

んで、そんな彼の功績を称えて、1954年にゆかりのある知恩院にこの庭園が造営されました。
だからこの庭園の名称は、彼の名前である’友禅’がつけられているんですねー。

ほら、これを読んだあなた、友禅がだんだん欲しくなってきませんでしたか??

でもね、

「友禅って・・・やっぱ高いっすよ!?ご利用は計画的に・・・!!」

おしまい。

2.友禅苑について

開門時間:9:00~16:15
参拝料(方丈庭園):400円(高校生以上), 200円(小・中学生)
参拝料(友禅苑):300円(高校生以上), 150円(小・中学生)
参拝料(共通券):500円(高校生以上), 250円(小・中学生)

住所:〒605-8686 京都市東山区林下町400
連絡先:075-531-2111
作庭:1954年

友禅苑(ゆうぜんえん)は、京都市東山区にある、知恩院の境内に作られた日本庭園です。
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この庭園は、宮崎友禅斎の生誕300周年を記念して作られました。
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昭和時代を代表する名庭園です。
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拝観料は300円(大人)です。
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それでは、友禅苑の見どころを見ていきましょう!!
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3.春の夜間ライトアップ”京都・東山花灯路”

知恩院の友禅苑は、毎年春(3月上旬)に開催される夜間ライトアップイベント「京都・東山花灯路」の会場になります。
とても幻想的なライトアップイベントですので、春に友禅苑に行く際は是非夜にも訪れて見て下さい。

↓京都・東山花灯路の訪問記事はこちら↓

4.訪問の注意点

知恩院の方丈庭園も行く場合は「共通券」を買った方がお得です。

5.友禅苑の見どころ

「*印」のついている見どころは有料エリアです。(This seal (*) is a pay area.)

観音菩薩銅像*:Bronze statue of Kannon Bosatsu*

東側は池泉回遊式の庭園になっています。
池の中央に祀られているのが、明治時代1898年高村光雲(たかむらこううん)によって作られたとされる観音菩薩銅像です。
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こちらの池の水は、東山の湧き水が引かれているそうです。
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鹿野苑*:Rokuya-on garden*

庭園の西側は、枯山水庭園になっています。
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この枯山水庭園は、「鹿野苑(ろくやおん)」と呼ばれています。
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鹿野苑とは、お釈迦様が悟りを開いたのち、初めて説法を説いた場所です。
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一説によると、お釈迦様の前世は「鹿の王様」だったと言われています。
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その鹿の王様が、狩猟で乱獲されていた鹿を保護した場所が、「鹿野苑」だったとか。
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●宮崎友禅斎像*:Bronze statue of Yuzensai MIYAZAKI*

こちらが、宮崎友禅斎のブロンズ像です。
とても優しい顔つきですね。(○´艸`)
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友禅斎謝恩碑*:Monument of Yuzensai*

こちらが、京都に友禅の技術を広めた友禅斎への感謝を表す、謝恩碑です。
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●禹門*:U-mon gate*

禹門(うもん)とは、昔の中国、「夏の国(かのくに)」の「禹王(うおう)」が作ったとされる門です。
この門をくぐると、立身出世が叶うと言われています。
登龍門(とうりゅうもん)」と同じ意味を持っているんですね。
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華麓庵*:Karoku-an (Tea House)*

こちらが茶室の華麓庵(かろくあん)です。
茶室の名前は、裏千家15代 千玄室(せんげんしつ)によって命名されました。
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こちらの茶室は、裏千家(うらせんけ)の茶人であった大沢徳太郎(おおさわとくたろう)の別邸にあった茶室を移築したものです。
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白寿庵*:Hakuju-an (Tea House)*

こちらは茶室の白寿庵(はくじゅあん)です。
こちらも、裏千家ゆかりの茶室だそうです。
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茶室の名前は、裏千家14代 千宗室(せんそうしつ)によって命名されました。
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俳句灯籠*:Haiku toro (garden lantern)*

こちらの灯籠には、松尾芭蕉(まつおばしょう)の俳句が刻まれているため、「俳句灯籠」と呼ばれています。
「六月や 峰に雲置く 嵐山」
(意訳:夏の6月、嵐山にはでっかい入道雲がかかるんだぜ。こんな雄大な夏の景色も良いもんだなぁ!!)
*因みに句の中の6月は陰暦だそうなので、今で言う8月ぐらいですね。
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6.友禅苑の写真一覧

■Flickr:友禅苑 (知恩院庭園):Yuzen-en garden(20160131)

友禅苑 (知恩院庭園):Yuzen-en garden(20160131)

7.友禅苑の行き方・アクセス方法

友禅苑の最寄り駅は「京阪 祇園四条駅」若しくは「阪急河原町駅」です。
(「京都駅」、「阪急 河原町駅」、「京阪 三条駅」からバスで行くことも出来ます。)

  乗換え案内

■ルート例(大阪駅→京阪 祇園四条駅)
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■ルート例(なんば駅→京阪 祇園四条駅)
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■ルート例(京都駅→京阪 祇園四条駅)
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■京阪 祇園四条駅から徒歩で行く場合

徒歩約20分(1km)です。
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■京都駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

[時刻表]206系統

バス会社:京都市バス
行先・系統:206系統[祇園・北大路バスターミナル行き]
乗車バス停:京都駅前[乗り場D2]
降車バス停:知恩院前
運賃:230円
所要時間:約23分

■阪急 河原町駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

[時刻表]46系統

バス会社:京都市バス
行先・系統:46系統[祇園・平安神宮行き]
乗車バス停:四条河原町[乗り場E東行き]
降車バス停:知恩院前
運賃:230円
所要時間:約7分

[時刻表]203系統

バス会社:京都市バス
行先・系統:203系統[熊野・銀閣寺行き]
乗車バス停:四条河原町[乗り場E東行き]
降車バス停:知恩院前
運賃:230円
所要時間:約7分

■京阪 三条駅からバスに乗車する場合

  バス乗換え案内

[時刻表]12系統

バス会社:京都市バス
行先・系統:12系統[金閣寺・立命館大学行き]
乗車バス停:三条京阪前[乗り場D]
降車バス停:知恩院前
運賃:230円
所要時間:約5分

■タクシーで行く場合

京都駅から:1,650円 ~ 2,000円(約10分)
京阪 祇園四条駅から:690円 ~ 800円(約3分)

■タクシー運転手に行き先を告げたい場合
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■タクシーを呼びたい場合
taxi-call

[タクシー配車連絡先(Phone number of taxi dispatch) : 京都駅周辺]

8.友禅苑周辺のホテル検索・予約

いかがでしたか?

是非一度足を運んで見て下さい!!

それでは楽しい旅を!( *´艸`)

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